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トップページ > 相談窓口 > 消費生活相談FAQ > 消費生活相談FAQ一覧 > 高齢の母が住宅リフォーム工事をいくつもしていた。どうしたらよいか。

更新日:2018年5月1日

高齢の母が住宅リフォーム工事をいくつもしていた。どうしたらよいか。

相談

「瓦がずれていたので屋根工事をした」と高齢の母が言うので、不審に思い母の家を調べたところ、床下乾燥剤、換気扇、耐震工事、屋根工事など何枚もの契約書が出てきた。母は業者を良い人だと信じこんでいるが詐欺だと思う。返金させたい。(50代、女性)

高齢者を狙った悪質住宅リフォームの次々販売です。高齢者の判断不足に乗じた勧誘は禁止となっています。

アドバイス

 「訪問販売」は「特定商取引法」で規制されています。業者は法律で決められた内容を記載した契約書を渡す義務があり、クーリング・オフ期間は契約書を受け取ってから8日となっています。また、業者が勧誘に際し、重要事項について事実と異なることを言って勧誘することを禁止し、消費者がその内容を信じて契約した場合は契約を取り消すことができます。また、高齢者の判断不足に乗じた勧誘は禁止となっています。
 悪質住宅リフォームの訪問販売では、判断力の衰えてきた高齢者に「屋根瓦がずれている」「地震で家が壊れる」「床下が腐っている」などと不安をあおり、短期間に必要のない工事を次々とさせます。見積書や契約書も、工事一式などと書かれていて、工事内容があいまいに記載されている場合がほとんどです。
 この事例では、契約書などを揃えて、大至急、消費生活センターに相談ください。

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