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トップページ > 相談窓口 > 消費生活相談FAQ > 消費生活相談FAQ一覧 > 銀行口座を作る時に運転免許証の提示を求められたが、必要あるのか。

更新日:2018年5月11日

銀行口座を作る時に運転免許証の提示を求められたが、必要あるのか。

相談

初めて口座開設をする銀行で、「本人確認のため、運転免許証か健康保険証を見せてください」と言われた。提示する義務はあるのか。(30代、女性)

銀行窓口では法律により、新しい取引の開始時には本人であることを、本人確認書類で確認をすることが義務づけられています。取引をするためには求めに応じ、提示しなければなりません。

アドバイス

 銀行などの金融機関では「犯罪収益移転防止法」により、口座の開設・貸金庫・保護預かり(顧客から有価証等を預かり保管すること)の取引を開始するときは、本人確認書類によりその顧客が本人であることを確認し、本人確認記録を保存することが義務づけられています。これは、銀行がテロや犯罪への資金供与やマネー・ロンダリングに利用されるのを防ぐことが目的です。
 本人確認に必要な書類とは、運転免許証、パスポート、個人番号カード(マイナンバーカード)など、氏名、住所、生年月日が記載されている有効期限内の公的書類で、窓口で原本を提示することで本人確認が行われます。なお、顔写真のないものについては、証明するものを2点以上提示することが義務付けられています。この公的書類がない場合は取引ができないことがあります。銀行以外に保険会社、証券会社などの金融機関も同様のルールです。
 親が未成年者の子供の口座を開設する時には、子供の本人確認書類だけではなく、開設手続きを行う親権者の本人確認書類が必要となります。

用語