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トップページ > 相談窓口 > 消費生活相談FAQ > 消費生活相談FAQ一覧 > 高齢者が安心して暮らせる住まいにはどのようなものがあるか知りたい。

更新日:2018年5月11日

高齢者が安心して暮らせる住まいにはどのようなものがあるか知りたい。

相談

身の回りのことは独りでできるが、足腰も弱くなり病院通いも欠かせない高齢の母を自宅に一人住まいさせておくことが心配になってきた。安否確認サービスなどが提供され、高齢者が安心して暮らせる住まいへの住み替えを検討している。どんなものがあるか知りたい。(50代、女性)

単身高齢者や高齢者夫婦が安心して居住できる賃貸等の住まいとして「サービス付高齢者向け住宅制度」があります。

アドバイス

 サービス付高齢者向け住宅は、これまで高齢者向けの住宅であるとされてきた、高齢者円滑入居住宅(高円賃)、高齢者専用賃貸住宅(高専賃)、高齢者向け優良賃貸住宅(高優賃)が一本化された制度です。各専用部分の床面積は原則25平方メートル以上で、台所や水洗トイレ、収納設備、洗面設備、浴室を備えること、高齢者にふさわしいバリアフリー構造であることなの設備基準が設けられています。また、ヘルパーなどケアの専門家による安否確認と生活相談サービスの提供が必須要件とされているなど、まさに高齢者にとってふさわしい住まいの一つであるといえるでしょう。これらのサービスの他に、介護、医療、生活支援サービスが併設されている場合もあります。
 支払うお金は、敷金、家賃、サービスの対価のみとされ、さらに、長期入院などを理由に解約されないなど、居住の安定に配慮された契約内容が求められています。選択にあたっては、どんなサービスが提供可能なのか、しっかり説明を求めましょう。
 一般社団法人高齢者住宅推進機構のウェブサイト「サービス付き高齢者向け住宅情報提供システム」で情報収集することができます。