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トップページ > 相談窓口 > 消費生活相談FAQ > 消費生活相談FAQ一覧 > 住宅ローンを支払い中のマンションを、手放さずに債務整理はできるか。

更新日:2018年5月11日

住宅ローンを支払い中のマンションを、手放さずに債務整理はできるか。

相談

複数のクレジットカード会社や消費者金融からの借金があり、毎月の支払が苦しい。住宅ローン以外の借金が約2千万円ある。債務整理をしたいが、ローン支払中の自宅マンションは手放したくない。債務整理はできるか。(40代、男性)

地方裁判所で行う「個人民事再生」手続では、一定の条件を満たせば、ローン返済中の自宅を手放さずに債務整理ができます。裁判所への返済計画案の提出など手続が複雑ですので、弁護士に相談してください。

アドバイス

 地方裁判所の「個人民事再生」手続を利用すると、住宅ローン以外の債務の大幅な減額や、住宅ローン特別条項を利用することにより住宅を手放さずに済むなどのメリットがあります。また、自己破産手続のように職業の制限を受けることもありません。
 一方、住宅ローンの残高が減少しない、住宅ローン以外の債務は一定額の支払義務が残る、弁護士費用以外に裁判所で選任される再生委員の費用が必要、裁判所への申立てから弁済開始までの期間が必要などのデメリットもあります。
 借金の返済について一人で悩まず、専門家の力を借りて生活の再建を図りましょう。
 「自分にとってはどの債務整理の方法が適切なのか」「自分はどこの相談窓口に行けばよいのか」「弁護士や司法書士に相談する前にどこかに相談したい」と考える場合は、まずは消費生活センターに相談してください。

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