ページの先頭です

ページ内を移動するためのリンク
本文(c)へ
グローバルナビゲーション(g)へ
ローカルナビ(l)へ
サイトのご利用案内(i)へ

トップページ > 相談窓口 > 消費生活相談FAQ > 消費生活相談FAQ一覧 > 通販業者に名簿から削除してと言ったら、身分証明書コピーを求められ不満。

更新日:2014年3月28日

通販業者に名簿から削除してと言ったら、身分証明書コピーを求められ不満。

相談

通信販売を一度利用したら、販売業者から定期的にカタログが届くようになった。「利用しないので今後はカタログ不要、名簿から個人情報を削除して」と業者に電話したら、本人確認のために身分証明書のコピーの提出を求められた。そこまでする必要があるのか。(20代、女性)

個人情報の利用停止請求などを行う場合には本人確認が必要ですが、身分証明書等のコピーまでは必要ないものと考えられます。

アドバイス

 個人情報保護法で事業者が持っている保有個人データの利用停止や消去の請求ができる場合は、「業者が定めている利用目的を超えて個人情報を利用した場合」と「個人情報を不正に取得した場合」です。
 商品を注文した消費者に対して本人の同意を得たうえでカタログを送っている場合は、適正な取得であり、消費者の名簿からの削除の要求は、個人情報保護法による利用停止又は消去の請求には該当しません。通信販売業者は、自主的にカタログの送付の中止や名簿からの削除に応じることになります。本人確認の方法は、一般的に氏名、住所、電話番号や業者が顧客に付与している顧客番号等により確認できると考えられますので、身分証明書のコピーまでは必要ないものと考えられます。

用語