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トップページ > 相談窓口 > 消費生活相談FAQ > 消費生活相談FAQ一覧 > 銀行で勧誘され変額年金保険と知らずに加入した。元に戻してほしい。

更新日:2014年3月28日

銀行で勧誘され変額年金保険と知らずに加入した。元に戻してほしい。

相談

定期預金が満期になったので、銀行に行くと、銀行員から預金より有利で保障がある商品と勧められ、銀行を信用していたので申込みした。その後、保険会社から証券が届き、10年後から年金を受け取る変額年金保険に加入したとわかった。保険とは知らなかった。返金してほしい。(60代、女性)

銀行が保険会社の代理店になって銀行の窓口で保険を販売しています。契約時にきちんと説明されたかが問題です。保険会社と銀行に、説明では保険商品とは理解できなかったことを伝え、元に戻してと申し入れてみましょう。

アドバイス

 年金保険は保険料を払ってから、10年など一定の期間が経過した後に、保険金が年金で支払われる生命保険会社の商品です。銀行などが保険会社の代理店になって販売しています。個人年金保険には定額型と変額型があります。定額型は、加入するときに将来の年金額が決まっていますが、変額型は保険料を集めて保険会社が運用し、運用成果に応じて、年金額が決まります。つまり運用成果によっては、年金額が多かったり少なかったりするものです。運用が悪ければ「元本割れ」になる可能性があります。また、販売手数料や、中途で解約すると特定早期解約控除というお金が引かれるしくみもあります。
 リスクのある複雑な保険なので、銀行は消費者が理解できるまで説明する責任があります。
 銀行では有価証券や保険を販売する場合には「預金の契約」と消費者が勘違いするのを防ぐために書面を用いて説明することになっています。