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トップページ > 相談窓口 > 消費生活相談FAQ > 消費生活相談FAQ一覧 > 高金利、高利回りの外貨商品に関心がある。デメリットはあるのか。

更新日:2018年5月11日

高金利、高利回りの外貨商品に関心がある。デメリットはあるのか。

相談

銀行や証券会社から、高い利息が受け取れるという外貨商品を勧められている。高い利回りには関心があるが、広告やパンフレットを見てもよいことばかり強調されている。デメリットはあるのか。(30代、女性)

外貨建金融商品については、常に「為替リスク」と「為替手数料の負担」の二つの問題があるので、注意が必要です。

アドバイス

 外貨預金には、外貨定期預金、外貨普通預金などと1か月の据置期間がある外貨通知預金があります。外貨金融商品なので、為替相場の変動の影響を受けるのに加え、預金するとき・引出すときどちらも為替手数料がかかるので、場合によって元本割れになることがあります。また、預金保険制度の対象外です。
 外国債券も外貨預金と同様、為替相場の影響を受けます。種類によっては取引が少ないため途中換金が簡単にできない場合もあります。発行元を調べることも外国の事情なので難しいということもあります。以前、アルゼンチン債が返済不能となり世界中で大問題になったことがありましたが、外国の政府が発行する国債でも破綻のリスクがあります。
 また、格付けの高い外国債を組みこんだ外債ファンドなど投資信託もあります。組み込まれた外国債は高格付けでも、投資信託そのものが高格付けとは限りません。他の外貨建金融商品と同じに為替リスクを受けるので、元本割れする可能性はあります。

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