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トップページ > 相談窓口 > 消費生活相談FAQ > 消費生活相談FAQ一覧 > 賃貸アパートを退去したが、4か月経っても敷金が戻らない。早く返して。

更新日:2018年5月11日

賃貸アパートを退去したが、4か月経っても敷金が戻らない。早く返して。

相談

賃貸アパートを退去したが、4か月経っても敷金の20万円を返してもらえない。タバコは吸わず特に汚していない。持ち主は不動産業者だが、明け渡すときは何も言わず、その後、壁紙取替費用やハウスクリーニング代を請求して来た。拒否したらその後連絡がない。敷金を早く返してほしい。(20代、男性)

敷金は借主の家賃の不払いや、過って室内を汚したり壊したなどの場合に備えて、貸主に預けるものです。何もなければ敷金は返還されます。

アドバイス

 アパートやマンションの賃貸借契約は長期にわたることが多いことから、家主は、借主の家賃の滞納や、不注意などで室内に損害を受けた時の備えとして、敷金を預かります。
 借主が家賃を滞納したり、建物や室内に損害を生じさせた場合は、貸主は敷金から家賃や修理代などを差し引いて、残りがあれば借主に返します。逆に預かっている敷金では費用が不足する場合は、借主に請求できます。
 この事例では、家賃の滞納がなければ、契約書の退去時の特約がないかを確認してください。
 また、貸主に修理代の根拠を聞き、明細書を請求してください。特約がなく損害もなければ、敷金を返還するように交渉します。決着がつかなければ少額訴訟制度の利用も考えましょう。困ったときは消費生活センターに相談してください。

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