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トップページ > 相談窓口 > 消費生活相談FAQ > 消費生活相談FAQ一覧 > インターネットで子犬を購入。到着後から具合が悪く死亡した。返金してほしい。

更新日:2018年5月11日

インターネットで子犬を購入。到着後から具合が悪く死亡した。返金してほしい。

相談

ネットショップで生後2か月の子犬を購入した。到着直後から具合が悪く、獣医に連れて行ったら危険な状態と言われ、入院したが翌日死んでしまった。獣医はウイルス感染症で、2週間以上前にうつったと言う。ショップに死亡を伝え、代金の返金と治療費の請求をしたが応じない。(50代、女性)

購入前からすでに病気に感染していたと獣医が診断しているので、ショップの責任が問えます。

アドバイス

 「動物愛護法」により、動物取扱業は登録制となっています。ネット販売業者も規制対象です。登録業者かどうかを確認しましょう。販売業者は契約前にペットが正しく飼われるよう、生態や、習性などの特性や状態を説明し、文書を渡すことになっており、飼い主の責任も求められています。生き物を買うのですから最期まで責任を持って飼いましょう。
 飼い始めてから、犬の先天的な欠陥や病気に気づくことがあります。病気で治療が必要であったりすぐに死亡してしまった場合の保証内容がどうなっているのか、事前に契約書を確認する必要があります。生き物の取引ですので、健康であることは重要な要素になります。ペットは法律の上では物として扱われ、隠れた瑕疵(欠陥)があった場合、売主に責任を問えます。
 インターネット販売では業者と飼い主に現物確認や対面での説明が義務付けられています。健康状態等をよく確認し、飼い方等について十分説明を受けてから購入しましょう。
 この事例では、購入する前に病気に感染した可能性が高いという獣医の診断もあります。返金を求め店と交渉する必要があります。
 困ったときは、すぐに最寄りの消費生活センターに相談してください。

用語