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トップページ > 相談窓口 > 消費生活相談FAQ > 消費生活相談FAQ一覧 > 保険料を払い忘れて失効した生命保険。元に戻せないのか。

更新日:2014年3月28日

保険料を払い忘れて失効した生命保険。元に戻せないのか。

相談

夫の生命保険。3か月ぐらい前に「残高不足で保険料の口座振替ができない」というはがきが来ていたようだが気づかなかった。指定されていた払込日を過ぎてから気がつき、保険会社に電話をしたが失効になっていた。担当者から連絡もなかった。元に戻せないのか。(40代、女性)

復活という手続きがあります。通常は失効した日から所定の期間(1~3年)以内なら被保険者の健康状態に問題がなければ契約を元どおりに戻すことができます。

アドバイス

 保険契約の「失効」とは、契約の効力がなくなり、保障が切れてしまった状態のことです。失効すると保険事故が起きても、保険金や給付金は支払われません。保険料は、1回支払わないとすぐに失効になるのではなく、払込猶予期間があり、その期間内に払わないと失効するようになっています。
 保険料が払われないときは、保険会社から、払込を勧めると同時に払わないと失効すると知らせる「事前通知」が届きます。契約が失効した場合は「失効通知」が届きます。
 この事例では、通知は届いているので、営業担当者には連絡する義務があるとは言えません。保険料などの振込口座をしっかり管理する必要がありました。なお、失効後一定期間は「復活」の請求ができます。約款を確認してみてください。その際には、被保険者の告知と失効期間中の延滞保険料の払い込みが必要になります。健康状態によっては復活できないこともあります。