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トップページ > 相談窓口 > 消費生活相談FAQ > 消費生活相談FAQ一覧 > 有料老人ホームで、利用料以外に生活支援費を払うように言われたが不満。

更新日:2014年3月28日

有料老人ホームで、利用料以外に生活支援費を払うように言われたが不満。

相談

有料老人ホームに入居するために、10万円の保証金を払った。この施設では利用料以外に、月6万円の生活支援費が必要と説明されたが、わたしは介護してもらわなくても、自分のことは自分でできる。生活支援費を請求されるのはおかしい。(70代、女性)

有料老人ホームでは、入居一時金や保証金のほか、介護費用、管理費、食費、その他雑貨などの費用がかかります。費用については算定根拠などの説明を求めましょう。

アドバイス

 有料老人ホームとは、専用居室と各種共用施設を備え、生活支援サービス、食事サービス、健康管理サービス、介護サービスのいずれかを提供する、高齢者に配慮した施設のことをいいます。自立から要介護の人までを対象とするホームがほとんどで、入居後に介護が必要な状態になったときも、介護サービスを受けながらホームで生活を続けられる契約が普通です。
 入居するために必要な費用は、入居一時金、介護費用、管理費、食費、その他雑貨などの費用です。このうち介護費用は、介護保険制度により、都道府県の事業者指定を受けたホームでは、介護サービスの一部が保険の対象になります。ただし、入居者が自立しているときでも一時的な介護や、生活支援などのサービスについて負担を求められる場合があります。
 この事例では、生活支援費というのが、何に関する費用なのかがはっきりしません。算定根拠など納得のできる説明を求めましょう。困ったときは、消費生活センターに相談してください。