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トップページ > 相談窓口 > 消費生活相談FAQ > 消費生活相談FAQ一覧 > 健康食品でどんなトラブルが起きているか知りたい。

更新日:2018年5月11日

健康食品でどんなトラブルが起きているか知りたい。

相談

雑誌や折込広告、インターネット広告で「やせる」「きれいになる」「病気が治る」と健康食品が紹介されているが、本当か。健康食品にはどんなトラブルがあるか知りたい。(40代、女性)

健康食品は、法律的には「食品」です。医薬品のように「○○に効く」などと効能・効果を表示すると、薬機法に違反します。

アドバイス

 健康食品のトラブルには、大きく分けて2種類あります。「効果がない」「むしろ悪化した」という効能・効果に関するものと、「高額・大量の健康食品を買わされた」という過量販売に関するものです。
 健康食品で下痢・発疹・肝機能障害などの健康被害が起きた、という例もあります。健康食品は医薬品ではなく食品の扱いになるので、「○○に効く」と効能や効果を表示することはできません。しかし、多くの業者は「体験談」という形で宣伝をしており、いかにも効果がありそうな書き方になっています。医師から処方された薬を飲んでいる場合は、処方された薬が効かなくなったり副作用が出ることもあるので、健康食品を利用する場合は、事前に医師に相談をしてください。
 健康食品はマルチ商法や催眠商法、キャッチセールス、通信販売などで売られることが多く、「万病に効く」「癌が治る」など、薬機法に触れるトークを使い、高額で過量な販売や定期購入を条件としたものなどが目立ちます。不要なものを大量に買わされないように、冷静な判断が必要です。

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