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医療保険や火災保険に加入しているが、保険会社が破綻すると、私の保険はどうなるのか心配。私が加入している保険会社は、大丈夫だろうか。(30代、男性)
保険会社の破綻に備えて生命保険契約者保護機構、損害保険契約者保護機構があり、契約者保護が図られています。(少額短期保険業者などはこの制度の対象ではありません。)
保険会社が破綻しても、契約していた保険は別の保険会社などに引き継がれるので保障は継続します。保険会社は保険金を支払うためにお金を積み立てています。これを責任準備金といいますが、保険会社が破綻すると、責任準備金が不足します。生命保険契約者保護機構、損害保険契約者保護機構は一定割合までその不足分を補償する役割です。
保険会社が破綻すると、保険の種類によって、責任準備金の80%から100%までが補償されます。ただし破綻すると他にも条件の変更があるので、保険金額は削減されることがあります。保険の種類によっては、削減率が高くなるものもあります。
保険会社の健全性については、「ソルベンシー・マージン比率」や格付け機関による格付けや保険会社がディスクロージャー誌で経営内容を公開しているので見ることもできます。
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