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トップページ > 相談窓口 > 消費生活相談FAQ > 消費生活相談FAQ一覧 > クリーニングに出したら、コートの生地の表面がぼろぼろ。弁償して。

更新日:2014年3月28日

クリーニングに出したら、コートの生地の表面がぼろぼろ。弁償して。

相談

3年ほど着たコートをクリーニングに出したところ、生地の表面の一部がはがれ、その部分を触ると周りの生地がぼろぼろと落ちた。クリーニングは今回が3回目で、クリーニングに出す前はこんなことはなかった。着られないので弁償してほしい。(30代、男性)

クリーニング上のトラブルとはいえない可能性があります。コートにポリウレタンコーティングがされていた場合、ポリウレタンの劣化が、クリーニングによって表面化することがあります。

アドバイス

 過去のクリーニングでは異常がなかったことや、発生箇所に規則性がなく、コーティングが所々ひび割れのようになり、はがれ落ちる状態から、経年劣化が疑われます。この事例のコートはポリウレタンコーティングが経年劣化ではがれやすくなっているところに、クリーニングの作用が加わったことが原因と思われます。
 ポリウレタンは、合成皮革やストレッチ繊維など衣類に多く用いられていますが、劣化しやすく、ポリウレタンを使った製品の寿命は3年程度が目安と言われています。クリーニングをしたことでポリウレタンコーティングがはがれたとしても製品の品質に問題があったとは言えません。しかし、劣化しやすい製品であることの注意表示が不十分であったとは言えます。