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トップページ > 相談窓口 > 消費生活相談FAQ > 消費生活相談FAQ一覧 > 融資を受けるのに登録料が必要と言われ次々と支払ったが、騙された。

更新日:2018年5月11日

融資を受けるのに登録料が必要と言われ次々と支払ったが、騙された。

相談

大手貸金業者からDMが届き50万円の融資を申し込んだ。「登録料が必要。融資のときに返す」と言われ5万円振り込んだが、次に「保険に加入するので10万円必要」と言われ仕方なく支払った。約束の日になっても振込みがないので、催促の電話をかけたが電話が通じない。騙された。(40代、男性)

これは「貸します詐欺」です。大手貸金業者などを装い「融資する」というDMや携帯メールを送って、保証料などの名目でお金を騙し取る手口です。

アドバイス

 実在する金融機関や貸金業者などを装って、融資話をもちかける手口の詐欺で、「融資保証金詐欺」とも呼ばれています。融資をするともちかけて、「信用保証機関への照会料」「ブラックリストの抹消費用」などさまざまな理由をつけて、融資をする前にお金を振り込ませますが、実際にはお金を貸さない詐欺です。
 「貸します詐欺」の被害にあわないためには、(1)取引関係のないところから、突然送られてくる「お金貸します」のDMや携帯メールに注意すること、(2)融資をする前に、さまざまな口実でお金を振り込ませる手口に注意することの二つが重要です。「貸します詐欺」にあった場合、被害の回復はとても難しいので、この種の業者とは取引をしないことです。
 この事例では警察に被害届を出し、振込先の口座の凍結を依頼しましょう。凍結した口座に1千円以上の残高がある場合は、「振り込め詐欺救済法」に基づく手続きを行うことにより、被害額の全額又は一部が返ってくる可能性があります。

用語