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トップページ > 相談窓口 > 消費生活相談FAQ > 消費生活相談FAQ一覧 > クレジットカードを友人に貸したら高額な借金をされた。どうしたらよいか。

更新日:2014年3月28日

クレジットカードを友人に貸したら高額な借金をされた。どうしたらよいか。

相談

迷惑はかけないと友人から頼まれ、手持ちのクレジットカードを貸した。クレジットカード会社から請求書が届き、クレジットカードの限度額50万円をショッピングとキャッシングで使われていることが判明した。友人の携帯電話番号は変更になっていて、連絡が取れない。友人の両親に返金して欲しいと頼んだが、娘とは関係ないと断られた。どうしたらよいか。(20代、女性)

クレジットカードはクレジットカード会社から貸与されているものであり、他人に貸してはいけません。クレジットカードの会員規約の違反行為です。カード名義人が支払い義務を負うことになります。

アドバイス

 クレジットカードの会員規約では、クレジットカードはカード会社がカード名義人に貸与したものであって、クレジットカードの所有権はカード会社にあります。また、他人への貸与や譲渡や質入することは禁止されており、会員規約違反により発生した債務の支払義務はクレジットカードの名義人が負うことや、会員規約違反が発覚した場合は強制退会される場合もあると明記されています。
 消費者には、クレジットカードの保管義務、暗証番号を知られないようにする義務がありますので注意しましょう。
 この事例のように、自分以外の第三者が利用したクレジットカードの利用分であっても、自分がクレジットカードを貸与した場合は、カード会社からの請求を拒むことはできません。友人が使用したクレジットカードの利用分をもちろん本人に請求することはできますが、友人の家族には法的な返済義務はありません。これ以上利用されないように、クレジットカードの利用停止もしくは解約をクレジットカード会社へ申し出ましょう。