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トップページ > 相談窓口 > 相談情報の統計・分析 > 受付状況と傾向 > 消費生活相談の受付状況と傾向(3月)及び令和6年度の相談傾向(速報)

更新日:2025年6月13日

消費生活相談の受付状況と傾向(3月)及び令和6年度の相談傾向(速報)

東京都消費生活総合センター受付分

3月の相談件数

3月の相談件数は2,661で、対前月比23.0%の増加、対前年同月比は8.7%の増加であった。

 

商品・役務別分類

商品・役務別分類では、第1位は「商品一般」、第2位は「賃貸アパート」、第3位は「役務その他サービス」となっている。

商品・役務別の増加率の上位でみると、第8位の「フリーローン・サラ金」(186.4%増)が激増している。これは例年の傾向と同様に、3月3日、4日に特別相談「多重債務110番」を実施したためであり、「金融機関やカード会社に総額500万円以上の借金があり、毎月10万円以上返済している。滞納しながらもなんとか返済しているが、今後支払っていく目処が立たない。どうしたらよいか。」等といった相談が寄せられた。

第10位の「修理サービス」(45.5%増)も大きく増加している。「アパートのトイレが詰まったので、ネット検索で一番上に表示された業者に修理を依頼した。圧力ポンプでの作業(代金2万円)で直らなかったので、高圧洗浄を行うと言われお願いしたところ、深夜料金も合わせ14万円を請求された。減額してほしい。」等の相談が多く寄せられた。

第1位の「商品一般」(44.6%増)も大きく増加している。「家の固定電話に自動音声の電話がかかってきて、何かの料金が未納なので『9』を押すように言われたので押した。すると男性が電話に出て氏名を聞かれたが、横で聞いていた家族が詐欺だと言ったら、電話が切れた。名前を伝えてしまったが悪用されないか。」等の相談が寄せられた。

 

架空・不当請求に関する相談

架空・不当請求に関する相談は129件で、対前月比17.3%の増加、対前年同月比は34.4%の増加であった。

 

高齢者の相談

高齢者の相談は918件で、対前月比27.0%の増加、対前年同月比では13.2%の増加となった。

 

若者の相談

若者の相談は359件で、対前月比16.9%の増加、対前年同月比では10.8%の増加となった。

うち、令和4年4月から成年年齢引下げで、成人として扱われることになった18歳・19歳の相談は29件であり、対前月比7.4%の増加、対前年同月比でも7.4%の増加となった。

 

多重債務に関する相談

多重債務に関する相談は92件で、対前月比170.6%の増加、対前年同月比では1.1%の減少であった。

「東京モデル」を活用した件数は6件であった。

 

令和6年度の相談傾向(速報

令和6年度の相談件数は28,126件であり、前年度(26,641件)と比べて5.6%の増加となった。

「架空・不当請求」に関する相談件数は1,442件となり、前年度(1,125件)と比べて28.28%の増加となった。

「多重債務相談」の相談件数は468件で、前年度(480件)と比べて2.5%の減少となった。
うち、「東京モデル」を活用した件数は53件であった。

 

契約当事者の年代別件数

令和6年度に寄せられた相談について、契約当事者の年代別相談件数を見ると、70歳以上が最も多く(5,884件)、続いて50歳代(4,180件)、60歳代(3,351件)の順となっている。増加率で見ると、70歳以上の世代が19.9%と最も増加している。

 

商品・役務別分類

商品・役務別では、架空請求と思われる不審な電話やメール、ショートメッセージ等に関する相談の「商品一般」(2,271件)が最も多い。

商品・役務別の増加率でみると、定期購入に関するトラブルが多い「健康食品」(前年度比 37.1%増)が大きく増加している。

そのほか、携帯電話(スマートフォン)やモバイルルーターの通信サービスの解約や契約変更トラブルの相談が多い「移動通信サービス」(前年度比 30.6%増)、医療脱毛の一部の事業者で破産手続きを開始した等の報道があったことにより、解約・返金のトラブルの相談が多く寄せられた「医療」(前年度比30.0%増)も大きく増加している。

 

詳細なデータはこちら(PDF:616KB)
 

お問い合わせ先

東京都消費生活総合センター相談課情報分析担当