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更新日:2020年1月10日
10月の相談件数は2,369件で、対前月比4.2%の減少、対前年同月比は12.2%の減少であった。
商品・役務別分類では、「商品一般」(271件)が第1位で、前月(208件)に比べて増加した。訴訟を想起させる名称でハガキや封書を送り付ける架空請求の相談が再び増加していて、中でも「法務省管轄支局民間訴訟告知センター」なる名称での架空請求が増加している。
第2位の「デジタルコンテンツ」(163件)は前月(174件)に比べやや減少した。アマゾンを名乗る有料サイト利用料の架空請求、画像専用SNSや無料通話アプリ経由で提供される不審な情報商材、アクセスしただけで料金が引き落とされる質問サイトなどの相談が目立った。
「健康食品」(157件)は前月(138件)に比べやや増加したが、「初回お試しのダイエットサプリを注文したら、2回目に大量のサプリが届いて高額の請求をされた」との相談が多かった。
「光ファイバー」(47件)は前月(34件)に比べ増加した。「高齢の親が電話勧誘を受けて、光卸回線の契約をした。不要な契約だと判明したので解約したい」との相談が多かった。
「美顔器」(35件)は前月(1件)に比べ急増した。「美顔器の注文を受けたので明日出荷するとのメールがスマートフォンに届いたが、注文した覚えがない」との相談が殆どであった。
架空・不当請求に関する相談は307件で、対前月比では39.5%の増加、対前年同月比は55.3%の減少であった。
高齢者の相談は680件あり、対前月比4.5%の減少、対前年同月比は27.7%の減少であった。
多重債務に関する相談は19件で、対前月比は75.0%の減少、対前年同月比13.6%の減少となった。「東京モデル」を活用した件数は7件であった。
お問い合わせ先
東京都消費生活総合センター相談課情報分析担当