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更新日:2024年11月13日
8月の相談件数は2,225件で、対前月比2.6%の減少、対前年同月比は1.9%の増加であった。
商品・役務別分類では、第1位は「商品一般」、第2位は「賃貸アパート」、第3位は「健康食品」となっている。
商品・役務別の増加率の上位でみると、第1位の「商品一般」(21.1%増)が大きく増加している。「スマホのショートメッセージに通信料金を滞納しているとの警告メッセージが届き、心配になり記載があった連絡先に電話した。大手通信業者を名乗る人物が電話に出て生年月日を聞かれるまま教えたが、途中で怪しいと思い切電した。個人情報を伝えてしまったが、大丈夫か。」等といった相談が寄せられた。
第9位の「外食」(15.4%増)も増加している。「客引きに誘われて入った飲食店で、女性一人が接客についたが大した飲食をしたわけでもないのに2時間の滞在で100万円以上の請求を受けた。その場は支払ったが、高額過ぎて不当な請求だと思うので返金してもらいたい。」等の相談が寄せられた。
第6位の「修理サービス」(2.1%増)も増加している。「夜中にトイレが詰まり、すぐにネットで検索したところ、料金数千円程度の記載のある業者を見つけ依頼した。いくつか試したが解決せず、提示する料金が数万円単位で上がる作業を強引に進めようとするのでやめるように依頼した。結局、つまりは解消しないまま、約20万円支払わされた。クーリングオフできるか。」等の相談が寄せられた。
架空・不当請求に関する相談は107件で、対前月比1.9%の増加、対前年同月比は16.3%の増加であった。
高齢者の相談は746件で、対前月比2.1%の増加、対前年同月比では14.4%の増加となった。
若者の相談は275件で、対前月比3.2%の減少、対前年同月比では4.6%の増加となった。うち、令和4年4月から成年年齢引下げで、成人として扱われることになった18歳・19歳の相談は22件であり、対前月比33.3%の減少、対前年同月比では15.8%の増加となった。
多重債務に関する相談は32件で、対前月比28.0%の増加、対前年同月比では20.0%の減少であった。
「東京モデル」を活用した件数は3件であった。
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東京都消費生活総合センター相談課情報分析担当
電話番号:03-3235-1258