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更新日:2021年5月13日
2月の相談件数は2,086件で、対前月比7.1%の増加、対前年同月比は3.8%の減少であった。
商品・役務別分類では、「デジタルコンテンツ」(160件)が前月(149件)に比べて7.4%増加した。「クレジットカードの利用明細に高額請求があり、確認すると、小学生の息子が課金したオンラインゲームの請求だった。今後の対処は。」「スマホで無料のアダルトサイトを利用中、誤ってクリックをしてしまい有料会員になったようで登録料45万円を請求された。支払わなければならないのか。」などの相談が寄せられた。
第2位の「賃貸アパート」(158件)は、前月(125件)よりも26.4%増加した。これは年度替わりの引っ越しシーズンが要因と考えられるが、なかには「5年住んだ賃貸アパートを退去予定。契約書には特約としてクロスの全面張り替え費用は借主負担とある。入居時は合意してしまったが、汚していないクロスの全面負担は妥当なのか。」といった相談が寄せられた。また第9位の「電気」(43件)が前月(33件)に比べて30.3%の増加となった。なかでも電気の契約変更を促す勧誘に関する相談が多く、「自宅を訪問してきた業者に、電気料金の振込票を見せ、何かの書面にサインをしてしまった。不安。大丈夫か。」といった相談が寄せられた。
架空・不当請求に関する相談は108件で、対前月比25.6%増加、対前年同月比は28.9%の減少であった。
高齢者の相談は536件で、対前月比3.3%増加し、対前年同月比では15.5%の減少となった。
多重債務に関する相談は38件で、対前月比216.7%の増加、対前年同月比18.8%の増加であった。そのうち「東京モデル」を活用した件数は13件であった。
お問い合わせ先
東京都消費生活総合センター相談課情報分析担当