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トップページ > 相談窓口 > ご注意ください(消費者被害情報ほか) > 「分電盤(ブレーカー)の無料点検をします」に注意!~70歳以上の高齢者の相談が7割を超えています~

更新日:2025年8月28日

「分電盤(ブレーカー)の無料点検をします」に注意!
~70歳以上の高齢者の相談が7割を超えています

消費者注意情報

令和7年8月28日

相談事例 

  1週間前、一人暮らしの母親宅に「分電盤の無料点検をする」と言って事業者が突然来たようだ。「分電盤が古いのでこのままだと火災になる可能性がある。早く交換したほうがよい」と言われて、その場で16万円の分電盤交換工事を契約したらしい。昨日母親宅に行き、契約書を見て知った。本当に必要な工事かもわからないので、クーリング・オフをしたい。(相談者 60歳代 女性、契約当事者 80歳代 女性)

ココに注意!…東京都消費生活総合センターからのアドバイス

★ 分電盤の無料点検に関する相談が急増中!特に70歳以上の高齢者に集中しています

 都内の消費生活センターには「分電盤の無料点検に
bunndennbann_gurahuじたところ、不安をあおられて、交換工事の契約を
してしまった」「点検の約束をしてしまったが、断り
たい」等の相談が多く寄せられています。
 無料点検をきっかけに、ガス給湯器、屋根などの工
事を契約させる手口(点検商法)は、以前からありま
したが、昨年度から分電盤の点検に関する相談が急増
し、令和7年4月から6月の3か月では、前年同時期の
6倍以上に増えました。このうち、契約当事者が70歳
以上の相談が、全体の7割を超えており、在宅時間の
長い高齢者が狙われているといえます。

★    その場で契約せず、信頼できる人に相談を!

 分電盤を含む家庭用電気設備は、電力会社に4年に1回の点検(法定点検)が義務付けられています。法定点検の場合は、事前に書面で点検日を案内しており、電話で連絡することはなく、点検後に契約を勧めることはありません。電気設備の点検について連絡や訪問があった場合は、調査の目的を確認し、調査員証の提示を求めるようにしましょう。
 万が一、訪問した事業者から契約を迫られても、その場ですぐに契約せずに、一旦保留にし、家族や信頼できる人に相談し、慎重に判断しましょう。

★    訪問販売による契約の場合、8日以内ならばクーリング・オフができます

★    トラブルが生じた場合は、すぐに最寄りの消費生活センターへ相談しましょう

東京都消費生活総合センター ✆ 03-3235-1155
高齢消費者見守りホットライン
(ご家族・ホームヘルパー・ケアマネージャー等からの通報・問い合わせ) ✆ 03-3235-1334

お近くの消費生活センター     局番なし✆ 188  (消費者ホットライン)

~9月は関東甲信越ブロック高齢者悪質商法被害防止共同キャンペーン月間です~
https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.lg.jp/center/campaign/kourei_press.html

<悪質事業者通報サイトへ情報をお寄せください>

https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/tsuho/
寄せられた情報は、悪質事業者の指導や処分に役立つほか、都民の皆様への情報提供、啓発につながります。

印刷用PDFはこちら(PDF:330KB)

その他の注意喚起情報はこちら

お問い合わせ先

東京都消費生活総合センター相談課相談システム担当

電話番号:03-3235-1148