トップページ > 相談窓口 > ご注意ください(消費者被害情報ほか) > 公式サイトで申請したつもりが申請代行業者だった!~電子渡航認証(ESTA等)の申請代行サイトに関する相談が急増!~
更新日:2025年12月22日
令和7年12月22日
来月のアメリカ旅行に備え、電子渡航認証を取得するため、インターネット検索で上位に出てきたサイトにアクセスした。公式サイトだと思って申請し、手続が完了した。後日、クレジットカードの請求を確認したところ、約4万円と公式サイトの手続費用より高額だった。よく見ると、手続をしたサイトは申請代行業者のものだった。代行業者を利用するつもりはなかったので、返金してもらいたい。(40歳代 女性)
近年、渡航の際、電子渡航認証が必要な国が増えています。いずれ
も公式サイトからの申請が可能ですが、ネット検索で上位に表示され
た申請代行サイトを公式サイトだと勘違いして申し込んでしまい、想
定外の手数料を請求されたという相談が急増しています。中でも、ア
メリカの電子渡航認証(ESTA(エスタ))の申請代行サイトに関する
相談が目立っています。
※ カナダ(eTA)、イギリス(ETA)、オーストラリア(ETA)など
ネット検索で「ESTA」と入力した際、上位にあるサイトが公式サイトとは限りませんので注意が必要です。
渡航先が決まったら、まず渡航先の政府の公式サイトにアクセスし、電子渡航認証の申請方法や費用等を確認した上で、案内されているリンク先やアプリ等から手続をしましょう。
(参考)ESTA公式サイト:米国国土安全保障省 https://esta.cbp.dhs.gov/
上記サイトでの申請費用は40米ドル(令和7年12月時点)
申請代行を利用した場合、手数料が加わるため、公式サイトでの申請より高額になります。規約に申請後は解約できない旨が記載されていたり、既に認証を受けサービスが完了していると返金を求めるのは困難です。申込み前に、必ずサイトの内容や費用、解約条件等を確認しましょう。公式サイトと誤認させる表示だったり、最終確認画面で金額が表示されていなかったときは、契約の取消しが可能な場合があります。最終確認画面等のスクリーンショットを取っておくと良いでしょう。
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