トップページ > 相談窓口 > ご注意ください(消費者被害情報ほか) > 運転免許が予定どおりに取得できない!~契約前に自動車教習所のタイプや契約内容をよく確認しましょう~
更新日:2025年6月27日
令和7年6月27日
ネットで他より安い自動車教習所を見つけた。出向いて、説明を聞き、申し込みをすることにした。申込み当日に料金195,000円を一括振込みで支払ったが、入校後に非公認の教習所なので、仮免許は試験場で受ける必要があると分かった。また、希望日の実技教習の予約もなかなか取ることができず、このままだと予定どおり運転免許の取得ができないと思う。今から解約できるか。(20歳代 女性)
夏休みなど長期の休暇を利用して「自動車運転免許を取りたい」と考えている学生の方も多いと思います。
都内消費生活センターには自動車教習所に関する相談が寄せられており、昨年度は件数が増えています。相談は、20歳代の方からが特に多く、事例のように、実技教習の予約がとれないというものや、実技講習料金を思った以上に請求されたなど、内容は様々です。
公認校は、仮免許試験を教習所で受験でき、9か月以内に卒業すると、運転免許試験場での免許試験のうち技能試験は免除され、学科試験のみの受験になります。一方、非公認校は、教習時限数の規程がなく、廉価な料金であることが多いですが、運転免許試験場で仮免許・免許試験の技能試験と学科試験すべてを受験することになります。「公認」と「非公認」の違いを理解した上で、教習所を選びましょう。
予約がとりにくいという相談が目立ちます。教習所は、一度契約すると解約は規約に従うことになり、返金が困難な場合が多いです。契約前に、予約方法、空いている時間帯、コース別の違いなどをよく確認しましょう。入校後に困ったら、まず教習所のスタッフに相談しましょう。
契約の際は、料金だけで判断せず、教習所のタイプ、予約の取りやすさや免許取得までの所要期間、追加料金の有無、契約内容や解約条件などをしっかり確認しましょう。わからないことや疑問に思った点は、教習所に必ず確認した上で、自分に合う教習所と契約をしましょう!
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