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トップページ > 相談窓口 > ご注意ください(消費者被害情報ほか) > 自分でバッテリー交換したスマホが発火!~バッテリー交換は正規販売店に相談しましょう~

更新日:2023年1月25日

自分でバッテリー交換したスマホが発火!~バッテリー交換は正規販売店に相談しましょう~

消費者注意情報

令和5年1月25日

相談

スマートフォン(以下「スマホ」という。)のバッテリーが劣化してきたので、大手通販サイトでスマホの非純正バッテリーを購入し、付属の交換キットを使って自分で交換した。
交換して2日後、充電中にスマホが発火し、火事は免れたがスマホは焼損してしまった。
サイト事業者に申し出てバッテリーの代金は返金されたが、スマホ本体の補償は出店者に直接求めるように言われた。
出店者は海外の事業者だったが、スマホの補償には一切応じない回答が来ただけで、そのうち連絡が取れなくなってしまった。(50 歳代)

ココに注意!…東京都消費生活総合センターからのアドバイス

非純正バッテリーの使用はリスクを伴います

  • 価格が安い非純正バッテリーがネット通販等で簡単に入手できますが、純正品に比べ、設計の不備などで異常発生時に安全保護装置が作動せず発火するなど、事故のリスクを伴います
  • スマホで使われているリチウムイオンバッテリーは、高温や過度な衝撃に弱い性質があるため、取扱いには注意が必要です
    特にスマホのバッテリー交換では、薄いバッテリーを所定の位置にはめ込み、端子を接続するといった精巧な作業が必要となります。
    バッテリーに力が加わったり、接続が不十分だと発火の原因となるため、慣れない人が自分でバッテリー交換することには危険が伴います。
  • 非純正バッテリーの販売事業者は、海外事業者など連絡が取りにくかったり、事故が起きても自己責任だとして対応しない場合もあります。

スマホのバッテリー交換は正規販売店に相談しましょう

  • 消費者による修理・バッテリー交換は改造と見なされスマホが破損してもメーカーによる補償が受けられない場合があります
    バッテリー交換はスマホの正規販売店やメーカーに相談しましょう。

消費生活センターでは事故や商品の不具合などの情報が蓄積しています

  • 事故や不具合が起きたら、消費生活センターや通販サイト事業者に報告しましょう

【参考】
とうきょうくらしWEB「大事なスマホが突然発火? スマホの事故に注意」
https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/wakamono/omiminiiretai/reiwa01tokushu-03.html
独立行政法人製品評価技術基盤機(NITE)「安さの裏に潜む非純正バッテリーの危険性~発火の事故多発!~」
https://www.nite.go.jp/data/000135089.pdf

<悪質事業者通報サイトへ情報をお寄せください>
https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/tsuho/honnin-form.html
寄せられた情報は、悪質事業者の指導や処分に役立つほか、都民の皆様への情報提供、啓発につながります。

その他の注意喚起情報はこちら