トップページ > 商品安全 > 商品等の安全性に関する調査・商品テスト > 破損したガラスフィルムの取扱いに気をつけましょう!~スマートフォン用ガラスフィルムの安全性に関する商品テストを実施しました~
更新日:2020年3月30日
令和2年3月30日
スマートフォンの画面の保護や、覗き見防止などの目的で画面に貼り付けるガラス素材のフィルム(以下「ガラスフィルム」という。)が普及しています。
一方で、割れたガラスフィルムや、割れていなくても角や端でけがをしたなどの事故情報が寄せられています。
そこで、東京都では、事故を未然に防止する観点から商品テストを実施しました。
その結果を基に、消費者へのアドバイスや関係機関への情報提供を行います。
[対象商品]スマートフォン用ガラスフィルム20検体
落下試験後の検体 |
破断部(拡大) |
テスターにできた切傷 テスターヘッド部に施した2層の検知テープを貫通した。 |
多くのガラスフィルムは飛散防止加工されているため、すぐに破片が飛散することはありませんが、そのまま使用しポケットやカバンなどから出し入れしているときなどに、破片が剥がれてけがをするおそれがあります。
割れたガラスフィルムを剥がすときは、フィルムの割れていない部分とスマートフォンの間に画面を傷つけないように薄い磁気カードなどを入れて、フィルムが強く曲がりすぎないようにゆっくりと剥がしましょう。
また、スマートフォン用ガラスフィルムに使用されている化学強化ガラスは、割れると普通のガラスと同じように破
今回のテストでは、端部では切傷はできませんでしたが、端部や角でけがをする事故が起きていますので注意しましょう。
事故の再発防止や製品の安全性向上のため、事故情報や危険を感じた情報などについて、消費生活相談窓口などへの情報提供をお願いします。
スマートフォン用ガラスフィルムにおける事故防止に向けた安全対策を推進するため、国、ガラス製造事業者団体、販売事業者団体、インターネット関係事業者等へ情報提供を行います。
お問い合わせ先
東京都生活文化スポーツ局消費生活部生活安全課商品安全担当
電話番号:03-5388-3082