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更新日:2024年4月18日
 ろうそくによる火災・やけどに注意!
 ろうそくによる火災・やけどに注意!           令和6年4月18日
 令和4年に東京消防庁管内で発生したろうそくによる火災での死者は、過去10年で最多の4人に上り、やけどを負う等の事故も継続的に発生しています。そこで東京都は、ろうそくによる事故を防止するため、アンケートによる消費者の使用実態調査と、安全性に関する試験を実施しました。
令和4年に東京消防庁管内で発生したろうそくによる火災での死者は、過去10年で最多の4人に上り、やけどを負う等の事故も継続的に発生しています。そこで東京都は、ろうそくによる事故を防止するため、アンケートによる消費者の使用実態調査と、安全性に関する試験を実施しました。
都内在住で、20歳以上の男女2,000人を対象に、インターネットで調査を実施しました。
具体的事例

1.  窓際でアロマキャンドルを使用し、風でカーテンにアロマキャンドルの火が燃え移った状況の再現試験を行った。
窓際でアロマキャンドルを使用し、風でカーテンにアロマキャンドルの火が燃え移った状況の再現試験を行った。
  その結果、防炎加工がされていないカーテンでは着火後すぐに燃え広がったが、防炎加工品のカーテンは炎が当たった部分が燃えたものの、周囲に燃え広がらずに鎮火した。
2.  燭台の皿部分に水滴を垂らし、ろうそくに点火後、その様子を撮影した。
燭台の皿部分に水滴を垂らし、ろうそくに点火後、その様子を撮影した。
  その結果、終盤になると「パチパチ」と音を立て瞬間的に激しく燃え、その勢いで芯が飛び出した。
 万が一、周囲のものに火が燃え移った際、すぐに気が付くように、火をつけたままその場から離れないようにしましょう。
万が一、周囲のものに火が燃え移った際、すぐに気が付くように、火をつけたままその場から離れないようにしましょう。 ろうそくは、取扱説明書等の注意事項を確認しないで使用することがありますが、同じ製品であっても、燃焼状態はそれぞれで異なり、使い方によっても差が出てくるため、取扱説明書やインターネットショッピングサイト上の注意事項を必ず確認してから使用しましょう。
ろうそくは、取扱説明書等の注意事項を確認しないで使用することがありますが、同じ製品であっても、燃焼状態はそれぞれで異なり、使い方によっても差が出てくるため、取扱説明書やインターネットショッピングサイト上の注意事項を必ず確認してから使用しましょう。
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お問い合わせ先
東京都生活文化局消費生活部生活安全課商品安全担当
電話番号:03-5388-3082