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トップページ > 若者 > サッと読める ちょっとお耳に入れたい話 > 令和8年度第1テーマ「今日から使える!失敗しないAI活用法」

更新日:2026年7月22日

今日から使える!失敗しないAI活用法

 急速に普及しているAIですが、「間違った使い方」で失敗したり、損をしてしまうケースが増えています。AIとの向き合い方を知り、道具として適切に活用しましょう。

第1回 その聞き方、間違ってますよ

執筆 国際大学GLOCOM 客員研究員 小木曽 健 氏

 みなさんはAIへの「質問」や「調べごと」の際、どんな聞き方をしていますか?まさか「○○を教えて」みたいな雑な聞き方……していませんよね? 

「気に入られたい!」

 まず、必ず添えていただきたいのが「分からなければちゃんと『分からない』と答えるんだぞ」という指示。これを伝えておかないと、分からないくせにそれらしい情報を提示してくる場合があります。これはAIがユーザーに寄り添う回答をすることで「ユーザーから気に入られて、評価されること」を重視して設計されている傾向があり、「分からない」と答えるよりなんとなくそれっぽく答えた方が印象が良いだろう、今後も使ってもらえるだろう、というタチの悪い振る舞いによるものです。 

「架空の論文?」AIは偽情報もエビデンス?

 2つ目が「情報の根拠を『URL』で提示しろよ」という指示。「情報源を示せ」という言い方ではNGです。なぜなら、提示する情報源として「偽情報(架空の論文など)」を示してくる可能性もあるから。これも同じく、なんとなくそれっぽく答えることで気に入られようとするAIの振る舞いです。回答には検証可能な情報源を添えるよう指示しましょう。

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「命にかかわる!」聞いちゃいけないこと

 何でも答えてくれるAIですが、実は「AIに聞いてはダメ」なことがあります。病気や医療、薬に関する質問です。特に自分の体調に関する質問はやめておきましょう。AIはユーザーに気に入られたい。ユーザーが「どう答えたら喜ぶか」を常に考慮して答えています。だから「お腹が痛いけど、大丈夫だよね?」と聞けば、たとえそれが深刻な事態でも「(大丈夫だと答えて欲しそうだな…)大丈夫です!」と回答する可能性があるのです。そもそもAIの回答には間違いや誤情報が含まれることがあるので、最悪、命に関わる話です。心身の不調はちゃんとお医者さんに相談しましょう。

プログラミング的思考で

 AIは人間の指示に従って働くロボットのようなものです。手取り足取り、1から10まで指示しなければちゃんと動かない未熟なロボット。そんなロボットをちゃんと動かし、成果を出させるにはどんな指示をすればよいのか、これを考えながら使うのがコツです。AIは使い手の「プログラミング的思考」が求められる道具だとも言えるでしょう。

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※この記事で使用しているイラストは、生成AIを用いて作成しています。

 

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東京都消費生活総合センター活動推進課学習推進担当

電話番号:03-3235-1157