トップページ > 相談窓口 > 特別相談の実施案内/結果 > 特別相談「多重債務110番」を実施しました ~債務問題は必ず解決できます。一人で悩まずご相談ください!~
更新日:2023年10月27日
令和5年10月27日
東京都では、多重債務問題の解決に向け、庁内各局や関係団体が連携して総合的な取組を推進しています。
その取組の一環として、東京都と23区26市1町が、専門相談窓口等と連携して、令和5年度第1回特別相談「多重債務110番」を実施しましたので、結果をお知らせします。
・ 東京都消費生活総合センター( 03-3235-1155 ) |
入院や賃貸アパートの更新などで支出がかさみ、コロナ罹患で仕事ができない時期もあったため、買い物とキャッシングで、クレジットカード複数社の借入れ合計金額が200万円を超えてしまった。
毎月の返済が厳しいので、債務整理したい。(60歳代 女性)
⇒ 解決に向けた道筋
法律専門家につなぎ、自己破産の方向で債務整理をすることを提案されました。
日本司法支援センター(法テラス)を利用できる可能性があるとの案内があったため、法テラスにもつなぎ、制度の説明を受けました。
その後、相談者自身で法テラスの予約をしました。
10年前から生活費とギャンブル費の捻出のため、借金を繰り返している。
クレジットカード複数社で、ショッピングローンやキャッシングの債務があり、消費者金融からも借入れがある。
税金も滞納している。
アルバイトの収入だけでは返済が苦しい。(30歳代 男性)
⇒ 解決に向けた道筋
法律専門家につなぎ、債務整理について説明を受けたうえで、日本司法支援センター(法テラス)の利用を案内しました。
また、ギャンブル依存症について、心理面での手当ても必要があるとして、カウンセラーにつないだところ、医療機関の受診を勧められました。
成人の娘が買い物やボーイズバーで浪費し、この数か月で100万円以上の貯金を使い果たしてしまった。
先日数十万円の未払いがあると娘から電話があり、肩代わりを求められて仕方なく払ってしまった。
今後どのように対応していけばよいか不安である。(50歳代 女性)
⇒ 解決に向けた道筋
カウンセラーにつなぎ、娘への関わり方について助言を受けました。
一般的に、借金の肩代わりは、問題の解決にはつながりません。
今回は未払いがなくなりましたが、また同じことが繰り返された場合、専門家への相談が必要となるため、精神保健福祉センターの案内がありました。
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特別相談で受け付けた相談の概要はこちら(PDF:653KB)
お問い合わせ先
東京都消費生活総合センター相談課
電話 03-3235-1219