更新日:2013年3月21日
平成22年2月17日
生活文化スポーツ局
潜在化しているヒヤリ・ハット体験を初めて都民に聞きました!
ー「コンロでたばこに火をつけたら前髪が燃えた!」「包丁の刃が欠けてまぶたに当たった!」など1万件を収集ー
身の回りの商品・サービスによる「ヒヤリ・ハット」体験はどこへも情報提供されることなく、多数埋もれている現状があります。そこで、都では、家の中でも様々な危険が潜むキッチンをテーマに、将来危害・危険につながる可能性がある事例を積極的に掘りおこすためのインターネットアンケート調査を実施しました。
キッチンでのヒヤリ・ハットや危害の体験を10,000件以上収集!
ア)ヒヤリ・ハット体験では、ガスコンロに関係する事例が最も多い。
イ)包丁や台所用洗剤に関しては、医療機関を受診した事例も多い。
ウ)床での転倒や椅子からの転落、電気ポットでのやけどでは入院した事例もあった。
ア)ガスコンロ使用経験者の19%が衣類への着火を経験。毛髪等への着火は19%、布巾などへの着火は38%が経験。
イ)IH調理器使用経験者の16%がなべの滑りを経験。
ウ)コンロ回りでの便利グッズの使用経験者では、グリル用小石への着火は10%、換気扇フィルター及びアルミ製パネルの着火はそれぞれ6%が経験。
※「経験」はヒヤリ・ハットと危害事例を含む。
キッチンでの事故防止のポイントをまとめたヒヤリ・ハットレポートNo.1「キッチンでの事故防止ガイド」を作成し、都民への啓発に取り組む。
発行部数3万部を消費生活相談窓口、中学校や高等学校、消費者団体等へ配布。
お問い合わせ先
東京都生活文化局消費生活部生活安全課商品安全担当
電話番号:03-5388-3055