更新日:2013年3月21日
平成22年3月8日
生活文化スポーツ局
潜在化しているヒヤリ・ハット体験を都民に聞きました!
日常生活で経験した「ヒヤリ・ハット」体験はどこへも情報提供されることなく、多数埋もれている現状があります。そこで、都では、危害・危険事例を積極的に掘り起こすため、ヒヤリ・ハット体験の発生頻度が高い「幼児の身の回り」をテーマに、1~6歳の子供がいる人を対象としてインターネットアンケート調査を実施しました。
幼児の身の回りのヒヤリ・ハットや危害の事例を9,000件以上収集!
ア)年齢別では、1歳児の体験が圧倒的に多く、全体の4割を占める。
イ)製品別では、家具がトップ!自転車やドアの体験も多い。
ウ)1~2歳では、家具に衝突・家具からの転落が多いのに対し、4歳以上では自転車で転倒・転落した体験が突出して多い。
ア)60%の人がコーナーガードの使用経験あり。そのうち、39%の人が「子供がはずした」「コーナーガードを誤飲した」などによるヒヤリ・ハットや危害を経験。
イ)自宅に通気用のすき間のあるドアがある人は50%。そのうち、27%の子供が通気用のすき間に足を挟まれるヒヤリ・ハットや危害を経験。 すき間でケガをした子供のうち、12%は足の爪がはがれるケガだった。
ウ) チャイルドシートは、93%の使用経験者のうち、7%の子供が夏に熱せられた金具等に触れてやけどをするなどのヒヤリ・ハットや危害を経験。
幼児の身の回りの事故防止のポイントをまとめたヒヤリ・ハットレポートNo.2「幼児の身の回りの事故防止ガイド」を作成し、都民への啓発に取り組む。
発行部数4万部を消費生活相談窓口、幼稚園、保育園、消費者団体等へ配布。
お問い合わせ先
東京都生活文化局消費生活部生活安全課商品安全担当
電話番号:03-5388-3055