更新日:2020年10月19日
都では、「年齢の異なる子供のいる家庭での乳幼児の危険」をテーマに実施したヒヤリ・ハット調査の結果に基づき、事故やヒヤリ・ハット経験の具体的な事例や事故防止のポイントをまとめたガイドを作成しました。
兄や姉がいる乳幼児に起こったヒヤリ・ハット経験などの事例について、1.兄や姉が使う製品でヒヤリとした、2.乳幼児のために使う製品でヒヤリとした、3.その他の製品でヒヤリとした、の3つの場面に分けて紹介し、事故を防止するためのポイントについて、イラストを用いてまとめました。(A4判4頁 カラー版)
兄がはさみを使っているときに、下の子が手を出して触ろうとして、はさみで指を少し切ってしまった。(1歳・女児)
上の子がベビーカーを押そうとしていたが、ベビーカーに荷物も掛かっていたため後ろに転倒しそうになった。
(1歳・女児)
下の子(2歳)がドア周辺で遊んでいて、ドアの蝶番周辺に手を置いたときに上の子がドアを開け、指を軽くはさんだ。(2歳・男児)
乳幼児は兄や姉の行動や持っている物に興味を持つことがあります。また、兄や姉も幼いうちは危険を察知するなどの能力は十分発達していません。日ごろからどのようなところに危険が潜んでいるか確認し、安全対策を心がけましょう。
都内の消費生活センター、保育所、幼稚園、国立・都立の小児病院等に送付するとともに、都が主催、参加するイベント等で配布し、都民への注意喚起に活用します。
ヒヤリ・ハットレポートNo.17「年齢の異なる子供のいる家庭での乳幼児の事故防止ガイド」(PDF:2,073KB)
ヒヤリ・ハット調査「年齢の異なる子供のいる家庭での乳幼児の危険」
乳幼児の「帰省先などの自宅とは異なる住まい(No.16)」「寝ているとき(No.15)」「家庭内の水回り(No.13)」「身の回り(No.12)」「転落・転倒(No.11)」「やけど(No.8)」などの事故防止ガイドもこちらでご覧いただけます。
お問い合わせ先
東京都生活文化局消費生活部生活安全課商品安全担当
電話番号:03-5388-3055