更新日:2021年12月14日
都では、「誤飲等による乳幼児の危険」をテーマに実施したヒヤリ・ハット調査の結果に基づき、事故やヒヤリ・ハット経験の具体的な事例、応急手当の方法、事故防止のポイントをまとめたガイドを作成しました。
誤飲等により乳幼児に起こったヒヤリ・ハット経験などの事例について、1.誤飲等の多い製品・食品、2.医療機関への受診が多かった製品、3.他の製品でもヒヤリとした事例に分けて紹介し、応急手当の方法や事故を防止するためのポイントについて、イラストを用いてまとめました。(A4判4頁 カラー版)
玩具類で・・・シールに食べ物のイラストが描いてあり、娘が食べてしまった。(1歳・女児)
食品類で・・・パンを少しずつ食べられるようになり、大きな塊をそのまま口へ入れてしまい、喉につっかえて泣き出した。背中を叩いて取り出した。(1歳・男児)
医薬品類で・・・うっかり手の届くところに置いておいた、大人の風邪薬を飲み込んでしまった。(1歳・男児)
電池で・・・捨てるためにビニール袋に入れておいたボタン電池を口に入れてしまった。すぐに病院を受診し処置してもらった。(2歳・女児)
子供はいろいろなものに興味を持ち、どんなものでも口に入れてしまいます。また、小さい子供は、危険を認識して行動することができません。事故を未然に防ぐため、日頃からどのようなところに危険が潜んでいるか確認し、安全対策を心がけましょう。
都内の消費生活センター、保育所、幼稚園、子育てひろば、国立・都立の小児病院等に送付するとともに、都が主催、参加するイベント等で配布し、都民への注意喚起に活用します。
ヒヤリ・ハットレポートNo.18「誤飲等による乳幼児の事故防止ガイド」(PDF:1,891KB)
乳幼児の「年齢の異なる子供のいる家庭(No.17)」「帰省先などの自宅とは異なる住まい(No.16)」「寝ているとき(No.15)」「家庭内の水回り(No.13)」「身の回り(No.12)」「転落・転倒(No.11)」「やけど(No.8)」などの事故防止ガイドもこちらからご覧いただけます。
お問い合わせ先
東京都生活文化スポーツ局消費生活部生活安全課商品安全担当
電話番号:03-5388-3055