圧力式炊飯器の事故に注意
おいしいご飯が炊けることで人気の圧力式炊飯器。ご使用の方も多いと思います。
一方で、高温の蒸気や内容物の吹き出し等によるヒヤリ・ハットの事例も報告されています。
使用する際には、取扱説明書を確認し、正しく調理しましょう。
ヒヤリ・ハット事例
- 圧力式炊飯器の蓋が急に開いてしまった。沸騰時に急に勢いよく開いたので高温の蒸気がすごく立ち上った(東京都消費生活総合センターに寄せられた相談)
- 圧力式炊飯器で七草粥を炊いたところ、粥が吹き出した(事故情報データバンクシステムの登録事例)
事故を防ぐポイント
- 炊飯時には、蓋を確実に閉めるようにしましょう。また、圧力がかかった状態で蓋を開けないようにしましょう。
- 炊飯前には、圧力を調整する弁、本体と蓋の間などに、ご飯粒などの異物がついていないことを確認しましょう。
なお、圧力を調整する弁などの位置を、取扱説明書で確認しておきましょう。
- 炊飯器の用途以外の使用はやめましょう。
ポリ袋、あく取りシートを使用した調理や、煮豆、青菜などの調理は禁止されている機種があります。
- 取扱説明書をよく読みましょう。
参考
- 《圧力式炊飯器の安全な使用方法について調査しました》東京くらしWEB(平成20年7月15日)
- 《圧力式炊飯器を安全に使おう!》
YouTube 東京都チャンネル(令和2年2月)
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東京都生活文化局消費生活部生活安全課商品安全担当
電話番号:03-5388-3055