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トップページ > 商品安全 > 危害・危険情報 > 平成31(2019)年度 > スプレー缶の事故に注意しましょう!

更新日:2019年10月24日

スプレー缶の事故に注意しましょう!

殺虫剤、ヘアスプレー、消臭剤など、スプレー缶製品は日常生活のさまざまなところで使用されている商品です。
スプレー缶に充填されている噴射ガスの多くには、LPガスやジメチルエーテルなどの可燃性ガスが使用されています。
平成30年12月の札幌市、令和元年7月の大阪府高槻市でのスプレー缶のガスによる爆発火災事故は記憶に新しいところですが、改めてスプレー缶の正しい取り扱い方法を確認し、事故を未然に防ぎましょう。

以下のような事故事例があります。(事故情報データバンクシステムより)

  •  ガスファンヒーターを使用中、スプレー缶が破裂して、周辺を焼損し、軽傷を負った。温風出口付近にスプレー缶(整髪用)を置いていたため、スプレー缶が過熱され、破裂し、周辺を焼損したものと推定される。(平成30年12月)
  • 台所で消臭スプレーのガス抜きをしたところ、引火して指から肘まで火傷した。(平成30年7月)
  • 学校でシュレッダーにエアダスターを吹き付けたところ、爆発を伴う火災が発生し、1名が負傷した。含まれていた可燃性ガスが当該製品内部に滞留し、スイッチ等の電装部の火花が可燃性ガスに引火し、爆発したものと推定される。(平成29年6月)
  • スプレー式の洗浄剤をガスこんろに使用後、ガスこんろを点火したところ、爆発して周辺を破損し、衣類が焦げて火傷を負った。(平成29年4月)
  • 殺虫剤を台所で使ったところコンロの火に燃え移り顔と腕に火傷をした。(平成28年5月)

スプレー缶を使用する際には以下の点に注意しましょう。

火気のある場所の近くでは使用しない

可燃性ガスを含むスプレー缶を火気のある場所の近くで使用すると、ガスに引火して急激に燃え広がるおそれがあるため危険です。「使用上の注意」や「警告表示」に従って、火気のある場所の近くでは使用しないでください。t2-2

使用時や使用後は十分に換気を行う

可燃性ガスを含むスプレー缶の使用時はガスが滞留しないように気を付けてください。換気が終わるまでは、ライターや火花が発生する機器(ガスこんろ、換気扇、掃除機など)を使用しないでください。

暖房器具の近くや直射日光が当たる場所など、高温になる場所に スプレー缶を置かない

ファンヒーターなどの暖房器具の近くにスプレー缶を置かないでください。缶が熱せられると、内部のガスが膨張して内圧が上がり、缶が破裂するおそれがあります。t3-2


最後まで中身を出し切ってから廃棄する

スプレー缶を捨てるときは、屋外の風通しのよい場所で、スプレーボタンを押すなどして、中身を出し切ってください。
スプレー缶に中身が残っている状態で穴を開けると漏れ出た可燃性ガスに引火するおそれがあります。なお、廃棄方法については、自治体の指示に従ってください。

詳しい情報はこちら

 印刷用のPDFはこちら(PDF:529KB)

お問い合わせ先

東京都生活文化スポーツ局消費生活部生活安全課商品安全担当

電話番号:03-5388-3055