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トップページ > 商品安全 > 危害・危険情報 > 平成31(2019)年度 > 洗剤のつめ替え、移し替えに伴う事故に注意!

更新日:2019年11月13日

洗剤のつめ替え、移し替えに伴う事故に注意!

令和元年11月13日 

容器の再利用の促進や経済的であることから、様々なつめ替え用製品が普及しています。なかでも、洗剤は日常的に使用され、つめ替え用製品として身近なものの一つです。
一方、開封時に洗剤がはねて目に入った、容器で指を切った、こぼれた洗剤を踏み転びそうになった、アルカリ性洗剤を入れた飲料用アルミ缶が突然破裂してやけどを負ったなど、つめ替えや移し替えに伴う事故やヒヤリ・ハットが発生しています。

洗剤のつめ替え1

事故を防ぐポイント

開封するとき

切り口や角で指を切ってしまう事例がみられますので、取扱いに注意しましょう。
開封にハサミ等の使用を指定している製品は、無理やり手で開封しないようにしましょう。うまく切れない場合があり、つめ替えるときにこぼれる原因になります。
また、開封の際にはねた洗剤が目に入らないように、顔を近づけ過ぎないようにしましょう。

洗剤のつめ替え02 洗剤のつめ替え03

つめ替えるとき

注意事項に従い本体製品の容器につめ替えましょう。
本体製品には、取扱いに必要な注意事項や応急処置などについても記載されています。

本体製品以外の容器への移し替えでは、このような危険があります

  • 市販のスプレー容器では、想定していたより広い範囲に噴霧される場合があり、吸い込んだり、眼に入ったりするおそれがあります。
  • ペットボトルなど飲料や食品の容器に入れて置いておくと、誤飲事故につながるおそれがあります。
  • アルミボトルなどの金属製容器では、腐食して漏れたり、ガスが発生して蓋などで密閉していた場合は破裂するおそれがあります。
  • 塩素系製品と酸性製品が混ざると有毒な塩素ガスが発生します。「まぜるな危険」の表示などを確認し、注意事項に従いましょう。

洗剤のつめ替え4 洗剤のつめ替え5

こぼさないように、安定した場所で慎重につめ替えましょう。注ぎやすいように注ぎ口に立体加工がされた製品や本体製品の容器に注ぎ口を差し込める製品などもあります。 

眼鏡やゴム手袋などを使用しましょう。

開封やつめ替えのときに洗剤がはねて目に入らないように眼鏡などを使用しましょう。また、こぼれたりして手などに付着することで皮膚障害にいたるおそれもありますので、ゴム製の手袋などを使用しましょう。

(参考情報)

業界では、注意事項を視覚的に理解しやすくするため「製品安全表示図記号」を開発し、順次製品への表示が進められています。

<製品安全図記号>

洗剤のつめ替え6

 

【詳しい情報はこちら】

「洗剤類のつめ替え等による事故が発生しています!~洗剤類のつめ替え、移し替えにおける安全性に関する調査を実施しました~」東京くらしWEB(令和元年9月27日)

印刷用のPDFはこちら(PDF:644KB)

 

お問い合わせ先

東京都生活文化スポーツ局消費生活部生活安全課商品安全担当

電話番号:03-5388-3055