帰省先などの自宅とは異なる住まいでの乳幼児のけがに注意しましょう!
年末年始にご家族で帰省する方も多いと思います。
帰省先や親族宅など自宅とは異なる住まいでは、保護者が使い慣れない製品や異なる環境での危険性に気づきづらくなる一方、子供は好奇心が旺盛で見慣れない製品に興味をもつことがあるため、普段以上に注意が必要です。
事故、ヒヤリ・ハット事例
自宅とは異なる使い慣れない製品(場所)による事例
- 自宅はマンションで階段がないが、実家は一軒家で階段がある。子供が階段が好きでのぼりたがり、目を離したときに一人でのぼって数段上から落ちてしまった。(2歳・男児)
- 自宅では卓上で鍋をすることはないが、実家で皆で電気鍋を囲んで食べていたときに、鍋のふちに触ってやけどしそうになった。(2歳・女児)
自宅とは異なる環境による事例
- 自宅では吹出口にガードをつけたり囲いを使用しているが、石油ファンヒーターにガードがなかったので、吹出口を触ってしまった。(1歳・男児)
- 自宅には浴室内に転倒防止マットがあるが、祖父母宅にはなく、滑りやすいタイルで転倒して後頭部をぶつけた。(1歳・女児)

事故を防ぐポイント
- 目を離さない、一人にしない。
- 滞在中は、子供の発育段階に合わせて危険なものを片づけたり、移動させるなど、危険なものに子供の手が届かないようにする。
- 少し大きな子供であれば、危険な製品や行為を伝える。
- 可能であれば、事故防止に有効な製品等を使用して安全な環境を作る。

【参照情報】
「帰省先などの自宅とは異なる住まいでの乳幼児のけがなどに注意!~事故防止ガイドを作成しました~」(令和元年7月29日)
印刷用のPDFはこちら(PDF:597KB)
東京都生活文化局消費生活部生活安全課商品安全担当
電話番号:03-5388-3055