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トップページ > 商品安全 > 危害・危険情報 > 平成31(2019)年度 > ベビーゲート等を安全に使いましょう!

更新日:2019年7月29日

ベビーゲート等を安全に使いましょう!

ベビーゲートやベビーフェンスは、乳幼児にとって危険を生じるおそれのある階段や台所などに立ち入らせないことで、転落ややけどなどの事故の防止に有効な商品です。一方で、取り付け方や使い方などを誤ると、その機能が発揮されず、事故につながるおそれがあります。
実際にベビーゲート等による身体の挟み込みや商品の外れによる転落事故などが起きていることから、都は、消費者、事業者、学識経験者等で構成する東京都商品等安全対策協議会において、さらなる安全確保の検討を開始し、取組を進めていきます。

以下のような事故、ヒヤリとしたりハッとした事例があります。

身体の挟み込み等

  • 台所の入り口につけたスチール製格子状のベビーゲートに乳児の孫の足が挟まり抜けなくなった。※1
  • 自宅にベビーゲートを設置したところ、ゲートの開閉部に乳児の首が挟まり、顔面に浮腫等の症状。※1
  • ベビーゲートのロックの先がとがっていて、柵を開けたままにしてしまった時、子供の目の高さと同じだったため、目に刺さりそうになった。※2

商品の外れによる転落等

  • 台所とリビングの境に設置してある柵が、子供が寄りかかったりする重みで徐々にずれていき、子供が手をついた時に思い切り外れてしまい転倒しそうになった。※2
  • 玄関に行ってしまわないように柵をしていたが、息子が面白がってつかまりはしゃいでいたら、外れて一緒に倒れこんだ。※2BG1
  • 階段ゲートを取り付けていたが、上の子が、親の見ていない間にロックを外していたようで、下の子が誤ってそれを開けて、転げ落ちてしまった。※2

※1 事故情報データバンクシステム登録事故情報(消費者庁・(独)国民生活センター)
※2 ヒヤリ・ハット調査「乳幼児を育てるために使う製品による危険」(平成27年10月 東京都生活文化局)

ベビーゲートを正しく取り付けたり、使用することで、事故などを未然に防止できることがあります。取扱説明書や製品本体の記載内容などをよく読んで、使用しましょう。

参考

国内で販売されるベビーゲートの対象年齢は24ヶ月(0歳、1歳)までとなっています。一方、東京消防庁のとりまとめによると、0歳、1歳の救急搬送事例で最も多いのが転落事故で、その場所は階段が0歳で5位、1歳で1位となっています。
ベビーゲートを使用することで、これらの階段での転落事故を防止できる可能性があります。

出典:東京消防庁「平成29年救急搬送データからみる日常生活の事故」外部サイトへリンク

東京都商品等安全対策協議会についてこちらをご覧ください。

印刷用のPDFはこちら(PDF:574KB)

お問い合わせ先

東京都生活文化スポーツ局消費生活部生活安全課商品安全担当

電話番号:03-5388-3055