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トップページ > 相談窓口 > 相談情報の統計・分析 > 消費生活相談年報(相談概要) > 平成19(2007)年度 東京都消費生活総合センター 消費生活相談概要

更新日:2013年3月21日

平成19(2007)年度 東京都消費生活総合センター 消費生活相談概要

相談件数は4万件を突破!架空・不当請求が再び増加!英会話教室やエステの相談が急増!

1 相談全体の概要

全相談件数は、40,140件、対前年度比4.4%増
(18年度 38,449件→19年度 40,140件 対前年度比104.4%)

2 主な特徴

(1)「架空・不当請求」が再び増加に転じ、全相談件数の3割を超える。携帯電話のメールを悪用した新たな手口による被害が急増。
(18年度 11,040件→19年度 12,187件 対前年度比110.4%)
(2)「英会話教室」や「エステサロン」の倒産に関連して、返金やサービスの継続に関する相談が急増。
(外国語会話教室の相談:18年度 268件→19年度 961件 対前年度比358.6%)
(エステサービスの相談:18年度 460件→19年度 684件 対前年度比148.7%)
(3)「携帯電話サービス」に関する相談は1.8倍に増加。高額なパケット料金の請求に関するトラブルが多い。
(携帯電話サービスの相談:18年度 437件→19年度 766件 対前年度比175.3%)
(4)「多重債務」の相談は、依然として高水準で推移。深刻な相談が寄せられた。
(多重債務相談: 18年度 1,808件→19年度 1,610件 対前年度比89.0%)
(5)「高齢者相談」は、前年度に引き続き 6,000件を超える。
(高齢者相談:18年度 6,274件→19年度 6,149件 対前年度比98.0%)
(6)食の安全への関心が高まり、食料品の安全性や表示に関する相談が増加。
(食料品の相談:18年度 932件→19年度 1,161件 対前年度比124.6%)

3 相談事例

【相談事例1】番号対応メール(簡易メール)を悪用した架空・不当請求

 携帯電話に「総合情報サイトの無料期間後、退会していない事による料金が発生している」と簡易メールが届いた。事業者に電話をしたら2万5千円請求されて振り込んでしまった。再度、50万円の請求をされ、不審に思った。事業者に自宅の住所、電話番号、生年月日を伝えてしまった。どう対応したらよいか。(契約当事者20歳代/男性)

【相談事例2】英会話教室の倒産に関連した事例

 2年半前に英会話教室と契約をした。授業はポイント制でまだ半分も消化していない。支払いは、3年間の信販契約をしており、まだ半年ほど支払い期間が残っている。英会話教室が会社更生手続きを申し立てている。信販会社は請求をとめるというが、受けた授業に対して払いすぎている分は返金されないのか。(契約当事者30歳代/女性)

【相談事例3】エステサロンの倒産に関連した事例

 昨年永久脱毛の契約をしたが、数回通った後にサロンに行けずにいた。最近予約を取ろうと思ったら電話が通じない。永久保証がついていたので契約をした。サービスが提供されないのならば返金してもらいたい。(契約当事者30歳代/女性)

【相談事例4】携帯電話の高額パケット料金に関する相談

 息子がパケットし放題の契約をしていた携帯電話をパソコンにつなぎ、オンラインゲームをしていたら、100万円を超える高額な請求がきた。支払わなければならないのか。(契約当事者40歳代/男性)

【相談事例5】多重債務に関する相談

 3年前に、収入が少なくてカードでキャッシングをしたところ返済できなくなり、キャッシングを繰り返して多重債務になった。カード会社6社から450万円、ショッピングで150万円の債務がある。現在失業中。債務整理をしたい。(契約当事者40歳代/女性)

【相談事例6】高齢者の利殖商法に関する相談

 電話で、未上場の最先端の技術をもつ優良企業に投資する有限責任組合に出資を勧められて契約。上場すれば大きな利益が得られると言われた。しかし、事業者と連絡が取れなくなり、株券も渡されてなく、名義もどうなっているのかわからない。自分が出資したお金をとり戻す方法はないのか。(契約当事者60歳代/男性)

【相談事例7】食料品に関する相談

 冷凍食品の中毒事件のニュースを聞き、買い置き商品をみたところ、販売者の名前は記載されているが、製造者の記載がない。販売店に問い合わせると製造者は消費期限の欄をみるようにというが、アルファベットと数字の記号のみで具体的な会社名がわからない。原産国と製造者の表示をしなくてよいのか。(契約当事者70歳代/男性)

お問い合わせ先

東京都消費生活総合センター相談課