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トップページ > 相談窓口 > 相談情報の統計・分析 > 消費生活相談年報(相談概要) > 平成19(2007)年度 東京都消費生活総合センター 消費生活相談概要

更新日:2013年3月21日

平成19(2007)年度 東京都消費生活総合センター 消費生活相談概要

相談件数は14万件を突破! 英会話教室やエステサービスの相談が急増!

1 相談全体の概要

全相談件数は、142,760件、前年度より約6千件増加(4.4%増)。
(18年度 136,692件→19年度 142,760件 対前年度比104.4%)

2 主な特徴

(1)「英会話教室」や「エステサロン」の倒産に関連して、長期契約した消費者から返金やサービスの継続に関する相談が急増。
(外国語・会話教室の相談:18年度 947件→19年度 3,523件 対前年度比372.0%)
(エステの相談:18年度 1,696件→19年度 2,723件 対前年度比160.6%)
(2)「携帯電話サービス」に関する相談は 1.6倍に増加。高額なパケット料金の請求に関するトラブルが多い。
(携帯電話サービスの相談:18年度 1,419件→19年度 2,263件 対前年度比159.5%)
(3)「架空・不当請求」に関する相談が再び増加。携帯電話のメールを悪用した新たな手口による被害が増加。
(架空請求等に関する相談:18年度 30,538件→19年度 32,742件 対前年度比107.2%)
(4)「高齢者相談」は、引き続き増加。「利殖商法」や「原野商法」に関する相談が増加、高額な被害が相次ぐ。
(高齢者相談:18年度 28,963件→19年度 29,573件 対前年度比102.1%)
(5)「多重債務」の相談は、依然として高水準で推移。
(多重債務相談: 18年度 7,877件→19年度 7,484件 対前年度比95.0%)
(6)「危害」、「危険」に関する相談は、前年度に引き続き増加。
(「危害」に関する相談:18年度 762件→19年度 906件 対前年度比118.9%)
(「危険」に関する相談:18年度 240件→19年度 385件 対前年度比160.4%)
(7)「若者相談」では、「無料商法」、「キャッチセールス」のトラブルが多い。
(若者相談: 18年度 27,980件→19年度 27,720件 対前年度比99.1%)

3 相談事例

【相談事例1】英会話教室の倒産に関連した相談
3年ほど前から受講中の英会話教室で、半年前に次の契約を勧められて、3年分のポイントを追加で信販契約し分割して支払い済み。以前の契約のポイント未消化分もあるのに、教室が倒産・閉鎖された。信販会社に返金を申し出たが返金はできないと言われた。未受講分について返金はされないのか。(30歳代/女性)
【相談事例2】携帯電話の高額パケット料金に関する相談
先月携帯電話機を機種変更した。携帯電話を同梱のUSBケーブルでパソコンに繋いだところ、5日間で120万円の請求となった。パケット定額制に入っているため、定額の範囲内だと思っていたが、適用されないらしい。注意表示や説明が不十分だと思う。納得がいかない。(30歳代/男性)
【相談事例3】番号対応メール(簡易メール)を悪用した架空・不当請求に関する相談
携帯電話に「この端末は総合情報サイトを利用した履歴があり、無料期間を過ぎても退会手続きをしていないから未払金が発生している。明日の正午までに連絡すること。放置すれば身辺調査のうえ回収に出向く。民事訴訟に移行する場合もある」といった番号対応メールが届いた。心当たりはないが連絡する必要はあるか。(20歳代/女性)
【相談事例4】高齢者の利殖商法に関する相談
知人に高配当と勧められ、株を運用するクラブに出資した。特別なソフトを使用し絶対に無理のない運用をしているという。当初100万円を預けて、月に7万円の配当がついたので信用し、個人年金や貯金など全財産をつぎ込んだ。配当が滞ったので事業者に解約、返金を求めたが、お金がないと応じてもらえない。どう対応したらよいか。(60歳代/女性)
【相談事例5】多重債務に関する相談
5年前にサラ金から借り始め、現在3社70万円の残債がある。支払いが苦しいと思っていたところに、都の許可業者であると名乗った事業者から自宅に勧誘電話があり、金利8.4%で150万円まで貸すという。司法書士が書類を作るので先に4万円を振り込むように言われたが、信用してもよいか。(20歳代/男性)
【相談事例6】危害に関する相談
皮膚科でレーザーによる足の脱毛治療を受けた。下肢全体が赤く腫れたので申し出たところ軟膏を処方されただけだった。他の医院で相談したところ、レーザーのレベルが高すぎたのではないかという所見。補償を請求することは可能か。(20歳代/女性)
【相談事例7】若者の無料商法に関する相談
街で「無料美顔エステをしないか」と誘われ、店に行って予約をした。後日エステの後に、「今のうちに対策を練らないとひどくなる。他店だと100万円かかるが、当社の化粧品は安いし、キャンペーン中なのでモデルになれば無料エステもつけられる」と言われて30万円のエステ付き化粧品セットを契約。肌も改善されず、不審な点も多いので解約したい。(20歳代/女性)

お問い合わせ先

東京都消費生活総合センター相談課