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更新日:2018年6月11日
平成30年6月11日
- 子供が過ごす場所では、安全性の高い商品を選びましょう -
ブラインド類やスクリーン類のひも部分や、カーテンの留めひもで、子供が首や手首をひっかける事故が発生しています。小さい子供はひもで遊んだり、思わずひもに引っかかってしまうことがあります。
子供は自分で危険に気付いて行動することができません。周りの大人がひもによる危険を正しく理解し、子供に安全な環境を作りましょう。
子供が過ごす場所では、ひも部分がない・ループ(ひもが輪になっている部分)が小さいなど、安全性の高い商品を選びましょう。
ひも部分のある商品については、子供の手の届かない位置にひもをまとめるクリップや、重さがかかるとひもが分離する機能(セーフティジョイント)、ひもの緩みをなくすチェーン固定具等を適切に使用しましょう。
子供がソファやベッド等を踏み台にすることもありますので、周りの家具の配置に注意しましょう。
ひも部分がない商品の例 |
子供の手の届かない位置にひもをまとめるクリップ |
ひもが分離する機能(セーフティジョイント) |
ブラインド等のひもによる子供の窒息事故等が起きているため、東京都では平成25年度に東京都商品等安全対策協議会(※1)で安全対策を検討しました。協議会からの提言を受け東京都は、平成26年2月に国及び事業者団体に対して統一基準(JIS規格)の策定などについて要望しました。
平成29年12月に、家庭用室内ブラインド等のひもに関するJIS規格が制定されました。
<主な規定内容> 以下について、少なくともどれか1つを満たすように規定されています。
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※1 商品の使用又はサービスの利用に伴う危害を防止し、都民の安全な消費生活の確保を目的として、消費者及び事業者、学識経験者等が商品やサービスの安全性について検討を行う協議会
経済産業省「家庭用室内ブラインドひもに関するJIS 制定-子どもの安全性向上のために-」(平成29年12月20日)
東京都生活文化局「東京都商品等安全対策協議会報告~ブラインド等のひもの安全対策~」(平成26年2月18日)
東京都生活文化局「ブラインド等のひもによる事故から、子供を守るために!~注意喚起リーフレットを作成しました~」(平成26年2月26日)
お問い合わせ先
東京都生活文化局消費生活部生活安全課商品安全担当
電話番号:03-5388-3082