ページの先頭です

ページ内を移動するためのリンク
本文(c)へ
グローバルナビゲーション(g)へ
ローカルナビ(l)へ
サイトのご利用案内(i)へ

トップページ > 商品安全 > 危害・危険情報 > 平成30(2018)年度 > 子供の豆やナッツ類の誤えんに気をつけて!

更新日:2020年1月29日

子供の豆やナッツ類の誤えんに気をつけて!

令和  2年 1月29日 更新
平成31年 2月  1日 作成

節分に豆まきをする家庭も多いことと思います。
豆やナッツ類による子供の誤えん(食べ物または異物が、何らかの理由により、誤って気管、気管支などの気道に入ること)事故が起きており、特に子供のいる家庭では注意が必要です。
消費者庁には、平成22年12月から平成29年12月末までに、豆やナッツ類を原因とする子供の誤えん事故が27件報告されています。そのうち入院を要する例が約6割を占めており、危害の程度が高いという特徴があります。

こんな事故が起きています!

  • 豆まきをした後に、1歳の子供が床に落ちた煎り大豆をガリガリかじって食べて、3粒目でむせ込みぜいぜいし、呼吸器障害の症状が出た。(1歳、中等症)
  • 節分の残りの煎り大豆を食べた後からぜいぜいし始め、夜も眠れなかったため、翌日、救急車で来院。全身麻酔の上、気管支鏡検査、気道異物除去を行った。気管支に大豆の破片が3個あったため摘出した。5日間入院。(1歳、中等症)
  • 発熱とせきがあり、肺炎と診断され入院。退院後もしつこいせきが続き、数か月後に検査目的で受診したところ、気管支異物(ピーナッツの破片)が発見された。(2歳、重症)

事故を防ぐポイント

豆やナッツ類は、5歳になるまでは食べさせないようにしましょう。

破片が気道に入ると、体内の水分で膨張し形状が変わって気道に詰まったり、油分が溶け出して炎症を起こし気管支炎や肺炎の原因になるおそれがあるため、小さく砕いて食べさせることもやめましょう。

少し大きい子供の場合も、食べることに集中させ、落ち着いてゆっくりと、よくかみ砕いて食べさせるようにしましょう。

節分の豆まきをした後に、子供が豆を拾って口に入れる場合などがあるため、豆の後片づけを徹底しましょう。

豆を個包装のまま、まくことも考えましょう。

 

詳しい情報はこちら

「子供の事故防止に関する啓発誌「Safe Kids -子供を事故から守るために-」」 (東京都生活文化局)

豆やナッツ類は、3歳頃までは食べさせないようにしましょう!豆やナッツ類を誤嚥して、気管支炎や肺炎を起こしたり、窒息したりするおそれがあります外部サイトへリンク」(消費者庁)

印刷用(PDF:197KB)

お問い合わせ先

東京都生活文化スポーツ局消費生活部生活安全課商品安全担当

電話番号:03-5388-3055