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更新日:2014年2月18日
平成26年2月18日
生活文化局
「統一基準等の策定による安全対策の徹底」などを提言
東京都商品等安全対策協議会では、ブラインド等のひも※による乳幼児の窒息事故が発生していることを受け、昨年10月から、アンケート調査や事故再現実験を実施し、「ブラインド等のひもの安全対策」について、協議を行ってきました。
本日、協議会から東京都に、子供の事故を防止するための具体的な提言を盛り込んだ報告書が提出されましたので、お知らせします。
※「ブラインド等のひも」とは、ブラインド類やスクリーン類のひも部分の他、カーテンのタッセル等のひも状部分をいう。
提言に基づき、都は消費者に注意喚起を行うとともに、関係する団体等に対し、要望等を行います。
要望先 | 内容 |
---|---|
【国】 | |
消費者庁 |
消費者への積極的な注意喚起 重大事故情報の集約の徹底※ |
経済産業省 |
統一基準(JIS規格)の策定 |
【業界団体等】 | |
日本ブラインド工業会 一般社団法人日本インテリアファブリックス協会 |
安全器具と一体化した商品の開発・普及
ひも部分がない・ループが小さいなど、安全性の高い商品等の開発・普及 既に使用されている商品に対応する安全器具の普及 業界による統一基準又はJIS規格の策定 業態を超えた連携や、商品や店舗を通じた消費者への積極的な注意喚起 ○業界の苦情・相談窓口の設置と事故情報データを活用した商品改善等 |
日本チェーンストア協会 一般社団法人日本ドゥ・イット・ユアセルフ協会 |
○既に使用されている商品に対応する安全器具の普及○業態を超えた連携や、商品や店舗を通じた消費者への積極的な注意喚起 |
公益社団法人インテリア産業協会 一般社団法人住宅生産団体連合会 一般社団法人住宅リフォーム推進協議会 公益社団法人日本通信販売協会 |
インテリアコーディネーター、ハウスメーカー、リフォーム・内装業者、通信販売事業者等、業態を超えた連携による消費者への積極的な注意喚起 |
※平成25年12月20日付けで要望済み
今後、ホームページや情報誌等を活用し、注意喚起等を行っていきます。
子供は自分でリスクを知って行動することができません。周りの大人がひもの危険を正しく理解し、子供に安全な環境を作りましょう。
◎安全性の高い商品の選択
子供が過ごす場所では、ひも部分がない・ループが小さいなど、安全性の高い商品を選びましょう。
◎安全器具の活用
ひも部分のある商品については、子供の手の届かない位置にひもをまとめるクリップや、重さがかかるとひもが切れるジョイント、ひもの緩みをなくすチェーン固定具等を適切に使用 しましょう。
◎家具の配置に注意
子供がソファやベッド等を踏み台にすることもありますので、周りの家具の配置に注意しましょう。
ブラインド等のひもの安全対策 報告書概要(PDF:168KB)
ブラインド等のひもの安全対策 報告書全文(PDF:5,518KB)※平成26年3月更新版
お問い合わせ先
東京都生活文化スポーツ局消費生活部生活安全課商品安全担当
電話番号:03-5388-3055