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更新日:2024年2月15日
こんなところにとらぶるの芽No.75(2018年11月)
~ちょっと気になる消費生活情報をお届けします~
リチウムイオン電池からの発火にご注意
モバイルバッテリー(携帯充電器)、スマートフォン、タブレット、電子たばこ、ノートパソコンなどに幅広く使用されているリチウムイオン電池。充電中や使用中などに発火する事故が増えています。リチウムイオン電池を使った製品の取扱いに注意しましょう。
リチウムイオン電池は、小型で大量の電力を必要とする製品に使用されています。一般的に蓄電池として使用されているニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電池などと比べて小型で大容量、数百回の繰り返し使用が可能、保管時の減りが少ないなどの特徴があります。
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電気製品が安全性を満たしていることを示す「PSEマーク」が付いている製品を購入しましょう。また、モバイル機器では「MCPCマーク」が、安全な製品を見極める目安となります。各機器を購入した時に付属されている充電器やメーカー指定の物を使用しましょう。
※PSEマーク・・・電気製品が電気用品安全法で定められた安全基準を満たしていることを示すマークです。
※MCPCマーク・・・スマホなどモバイル機器の安全性向上に取り組む団体が安全性など自主的にガイドラインを策定し、その評価試験に合格した製品につけられるマークです。
リチウムイオン電池に外部から衝撃が加わり、へこむなどすると内部ショートを起こし、発煙や発火につながるおそれがあります。
(例) スマートフォンなどをズボンの後ろポケットに入れたまま座るなどして、強い外力を与える。
特に就寝中は事故に気付きにくいため、充電する場合は枕元や寝具の側で充電せず、周囲に燃えやすい物がないところで充電しましょう。
※ 上記のような兆候が現れない場合でも火災に至るケースもありますので、衝撃を与えたり、異常が生じるおそれがある扱いは避け、取扱説明書をよく読んだ上で使用しましょう。
住んでいる地域のゴミ回収方法をしっかり確認しましょう。可燃ゴミや不燃ゴミなどに混ぜて捨てるのは絶対にやめましょう。
当該製品が事業者により回収・修理などを行うリコール対象製品になっていないか、「事業者名」+「リコール」などでウェブ検索するか、以下のウェブサイトで時々確認しましょう。
リコール対象製品の場合は、不具合が生じていなくても使用を中止し、販売店や製造・輸入事業者に連絡しましょう。
困ったときには、まず相談 悪質事業者通報サイトへ情報をお寄せください。 <事業者名がわからなくても通報できます!> |
お問い合わせ先
東京都生活文化スポーツ局消費生活部企画調整課消費者情報担当
電話番号:03-5388-3076