トップページ > 商品安全 > 危害・危険情報 > 平成29(2017)年度 > ライターを安全に使いましょう
更新日:2017年5月8日
ライターの「残り火」とは、着火レバーから指を離しても火がついている状態のことです。主にライター本体内部に入った異物がライターの正常な作動を阻害するために発生します。
「事故情報データバンク※」によると、平成22年からライターの「残り火」が発生した可能性が考えられる事例は全国で206件報告されており、うち1件で死者が発生しています。
※事故情報データバンクとは
消費者庁が独立行政法人国民生活センターと連携し、関係機関から「事故情報」「危険情報」を広く収集し、事故防止に役立てるデータ収集・提供システムです。
ライターは、使用後にそのまま衣類やバッグに入れたり、ベッドや車の助手席に置いたりすることが多いと考えられます。
残り火があることも考えられることから、ライター使用後は残り火がないことを確認しましょう。
使い切りライターは、平成23年より、幼い子供が簡単に操作できないようにするチャイルドレジスタンス(CR)機能が備えられるようになりました。これ以降、5歳以下の子供によるライターの火遊び火災は着実に減少しています。
しかし、CR機能を備えていないライターによる火災は依然として発生しています。
ライターの火遊びによる火災の行為者年齢別件数の推移(出典:東京消防庁)
お問い合わせ先
東京都生活文化局消費生活部生活安全課商品安全担当
電話番号:03-5388-3082