雨の日の自転車走行は危険がいっぱい…十分に気をつけましょう!
平成29年6月5日

通勤通学、保育園の送迎等で自転車を利用している人たちにとって、梅雨はストレスフルです。雨の日の自転車走行は、いつもより危険が多いということを十分に意識して、安全第一を心がけましょう。
都民3,000人を対象とした雨の日の危険に関するアンケートでは、次のような事故経験の回答が寄せられました。
雨の日の自転車でこんな危険が!
- 雨の中、スピードを充分落とさずに曲がろうとしたら、スリップして横転した。
- 自転車で走行中、急に小学生が飛び出してきた。ブレーキをかけたが、ちょうど横断歩道のペンキの上でスリップして小学生に激突した。
- 自転車で坂道を下っていると、雨でブレーキが効かず、「どいてー」と叫んだが、歩いている人にぶつかり、自転車を倒してしまった。
- 小雨で強風のとき、レインポンチョのフードをかぶって自転車で走行中、前方からの強風でポンチョがあおられて顔にはりつき、一瞬全く前が見えなくなり、上り坂で横倒しになって転んでしまった。
事故防止のポイント
- 自転車の傘差し運転は、道路交通法、東京都道路交通規則等で禁止されています。
→傘差し運転は、瞬時にブレーキをかけられない、視野が遮られる等で、自分自身だけでなく他人にケガを負わせる事故にもつながります。絶対にやめましょう。
- 雨の日の自転車の利用は、道路が滑りやすくバランスがとりにくくなり、雨粒やフード、帽子等で視野が狭くなり、周りの音も聞こえにくくなるため、事故発生の危険性が高くなります。
→いつもより時間に余裕をもって出かけるようにして、十分に周りを見ながらゆっくりと走行することを心がけましょう。また、風の強いときや激しい降雨のときには自転車以外の交通手段を使うことができるよう、普段から検討しておきましょう。
【参考】
《降雨時のヒヤリ・ハット調査》 東京くらしWEB
印刷用のPDFはこちら(PDF:206KB)
東京都生活文化局消費生活部生活安全課商品安全担当
電話番号:03-5388-3055