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トップページ > 商品安全 > 危害・危険情報 > 平成28(2016)年度 > 子供の歯みがき中の事故に注意!

更新日:2016年11月2日

子供の歯みがき中の事故に注意!

平成28年8月30日

子供が歯みがき中に転倒などして、歯ブラシでのどを突くなど受傷する事故が起きています。
5歳以下の子供が歯ブラシによるけがなどで救急搬送された、または医療機関を受診した事例は337件ありました。このうち、入院した事例は61件ありました。
(東京都で把握した平成23年以降に起きた事例) 

平成28年11月2日 調査結果を追加!

子供の転倒時に加わる力を歯ブラシで鶏肉に与え、口腔内を模擬した鶏肉への刺さり具合を観察しました。また、子供が手にし、口にくわえる日用品(箸、フォーク)を模した試験品についても実験しました。
最も危険な場合を想定し、歯ブラシが鶏肉に垂直に落下する条件で行ったところ、歯ブラシも、日用品同様に鶏肉に突き刺さることが確認されました。
歯ブラシや棒状の日用品は、口にくわえたまま歩かせない、遊ばせないなど、子供に使用させる時には、十分注意しましょう。           

jikkengazou

※「実験用に製作した製品であり、事故が起きた製品ではありません」 

第2回東京都商品等安全対策協議会の調査結果は、こちらからご覧いただけ ます。
https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/anzen/kyougikai/h28/03_hand-out.html

 入院事例

  • 2歳児が歯ブラシを口に入れたまま歩き回り転倒。転倒時にタンスにぶつかり、喉に歯ブラシが刺さった。医療機関を受診し5日間入院した。
  • 1歳半の弟が歯ブラシをくわえたまま4歳の兄とじゃれていると、兄に突き飛ばされ、歯ブラシをくわえたまま転倒し口の中から出血があった。
    歯みがき中に転倒

事故の発生状況

  • 事故件数は、1歳が最多、次いで2歳、3歳
  • 受傷要因は、「転倒」が6割、次いで「人や物にぶつかる」、「転落」

乳幼児が一人で歯みがきする場合には、保護者の方がそばに付き添い、周囲にも注意を払いましょう!

  • 子供に歯ブラシをくわえさせたまま歩いたり、遊ばせない。
  • 子供を不安定な場所に座らせたり立たせたりしたまま歯みがきをさせない。
  • 人や物と接触し受傷する場合もあるため、周囲の状況にも気を付ける。

東京都商品等安全対策協議会では、「子供に対する歯ブラシの安全対策」の検討に着手しました。
今後、アンケート調査や事故再現実験を行い、具体的な安全対策を提言していく予定です。

印刷用のPDFはこちら(PDF:273KB)

お問い合わせ先

東京都生活文化スポーツ局消費生活部生活安全課商品安全担当

電話番号:03-5388-3055