電動シャッターによる事故に注意!
防火用や防犯用の電動シャッターは、学校やビルなどのほか、最近では住宅のガレージなどにも設置されています。ボタン一つで開閉できる便利な電動シャッターですが、中には体を挟まれて死亡する事故も発生しており、使用する際には注意が必要です。
事故事例
- 下りて来るシャッターの下を通って中へ入り、上着を持ってすぐに外へ出ようとしたが、シャッターが既に間近まで下りて来ていたため慌ててしまい、シャッターの真下で転倒し、そのまま下りてきたシャッターに胸部を挟まれてしまった。
- マンションにお住いのお友達のところに遊びに来られた方が、マンション駐車場出入り口に設置されているシャッターの下に車を停止し、荷物を積んでいた際、シャッターが自動で降下してきたことで、車の屋根部と接触し、傷つけてしまった。
- 工場の作業員が倉庫に荷物を取りに行った際、入り口の電動シャッターを開けようと押しボタンスイッチを操作したところ、中間付近まで上昇したシャッターが一気に急降下した。幸い作業員に怪我はなかった。
※一般社団法人日本シャッター・ドア協会《重大事故を防ぐために》
より抜粋
事故防止のポイント
- シャッターの下に立ち止まったり、座ったりしないようにしましょう。
予期せぬときにシャッターが下りてくることがあり、大変危険です。
- シャッターが動いているときは、その下を絶対に「くぐらない」、「くぐらせない」ようにしましょう。
- シャッターの動作中はそばを離れず、シャッターが停止するまで、周囲から目を離さないようにしましょう。
【管理者の方へ】
- 使用中のシャッターに安全装置が設置されていない場合には、安全確保のため、設置を検討しましょう。
- シャッターの異常の早期発見・事故防止のため、定期的に点検しましょう。
関連情報
一般社団法人日本シャッター・ドア協会《安全と安心のご提案》
印刷用のPDFはこちら(PDF:139KB)
東京都生活文化局消費生活部生活安全課商品安全担当
電話番号:03-5388-3082