安全シグナル
身近な暖房器具などによる
一酸化炭素中毒に注意しましょう!

一酸化炭素は、無色・無臭で気が付きにくく、人体に極めて有毒な気体です。
空気中における濃度が上昇すると頭痛などが起こり、さらに、濃度が上がると吐き気、めまいなどの中毒症状が進み、最悪の場合、死に至る危険性があることから、十分な注意が必要です。

こんな事故が起こっています!
自宅の居室で、長火鉢に炭をおこしてお湯を沸かしていたところ、気分が悪くなった。※1
玄関内で発電機を作動させ使用していた。息子が帰宅し、倒れている父親を発見した。※1
石油ストーブを使用していたところ、一酸化炭素中毒で1人が死亡した。※2
事故を防ぐポイント
木炭、練炭を使用する場合、換気が行われないと高濃度になる危険性があります。
常時窓を開けるなどして換気を十分に行いましょう。※1発電機は、一酸化炭素を多く含む排気ガスを出し極めて危険なので、換気の有無によらず室内では絶対に使用してはいけません。※1
石油ファンヒーター、ストーブなどの暖房器具を使うときは、換気扇の使用や、定期的に窓を開けるなどして換気を十分に行いましょう。※3
[参考]
- ※1 東京くらしWEB 危害危険情報「発電機の屋内使用は大変危険です!」(令和2年9月)
https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.lg.jp/attention/2020/co_poisoning_generator.html - ※2 独立行政法人製品評価技術基盤機構(nite) Vol.375 2月22日号「一酸化炭素中毒の事故」(令和2年2月)
https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/mailmagazin/2020fy/vol375_210222.html - ※3 東京消防庁 日常生活の事故「住宅で起きる一酸化炭素中毒事故に注意!」(令和5年12月)
https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/lfe/nichijo/co.html
- 問い合わせ
- 東京都生活文化局 消費生活部 生活安全課
03-5388-3082















