トップページ > 商品安全 > 東京都商品等安全対策協議会 > 協議会報告「水辺のレジャーにおけるライフジャケットの着用と安全な使用」
更新日:2025年3月17日
※本ページのPDFや報告書につきましては、本ページの最後にある「報告書など」をご覧ください。
河川、海等における水難事故は毎年絶えず発生している一方、事故時にはライフジャケットを着用していないことが多いことから、東京都は今年度、消費者団体、事業者団体、学識経験者等で構成される東京都商品等安全対策協議会において「水辺のレジャーにおけるライフジャケットの着用と安全な使用」に関する検討を行いました。
このたび、協議会の報告書を取りまとめましたので、お知らせします。
活動内容 | 全体 | 一般 | 子供 |
水遊び・遊泳 | 13.0% | 2.5% | 21.3% |
釣り(ボート上を除く) | 7.9% | 8.9% | 4.5% |
ボート(カヌー等) | 90.9% | 90.4% | 96.0% |
大人用(中学生以上) | 19.6% |
子供用(小学生以下) | 37.8% |
持ち運びのしやすさ、保管のしやすさ | 28.6% |
動きやすさ | 25.2% |
メンテナンスの容易さ | 22.5% |
着用や保管に関する内容 | 所有者 | 非所有者 |
大き過ぎるサイズやベルトの締め付け不足は、水中で脱げる場合がある | 36.4% | 24.2% |
重いものを載せると、潰れて浮力が低下する恐れがある | 23.1% | 6.8% |
〔着用効果等の訴求〕
水辺のレジャー活動における着用の必要性について、着用時と非着用時の口位置の差、着用で助かった事例など具体的な着用効果等とともに消費者へ訴求
〔準備の一般化〕
着用義務がない場合も、ライフジャケットの準備が一般的となるよう、啓発を積極的に実施
〔消費者の要望を反映した商品展開〕
持ち運びしやすい、動きやすい、保守点検が容易などの特徴や機能を併せ持つ商品の展開
協議会の提言を踏まえて、製造事業者団体、消費者団体、関係機関及び国等に対して、水辺のレジャーにおけるライフジャケットの着用と安全な使用を推進するため、要望・情報提供を行います。
関係団体等と連携して、ウェブサイト、SNSなど、様々な媒体を活用し、積極的に注意喚起を行います。
お問い合わせ先
東京都生活文化局消費生活部生活安全課商品安全担当
電話番号:03-5388-3082