トップページ > 取引・表示指導 > 悪質事業者通報サイト > 悪質事業者通報サイトの実績 > 悪質事業者通報サイトの通報概要(令和6年度)
更新日:2025年6月26日
東京都では、悪質商法、誇大広告、架空請求に関する都民からの通報を「悪質事業者通報サイト」にて受け付け、広く注意喚起するとともに、悪質事業者の処分・指導につなげています。ぜひ、情報をお寄せください。
★行政処分 (業務停止命令等): 3件 (悪質商法)
★行政指導 : 16件 (悪質商法)・18件(誇大広告)
★事業者名等の公表 : 30件 (架空請求)
【行政処分につながった事例】
「ゴキブリの卵がある」などと告げられて、高額な害虫駆除・対策の契約を執拗に勧められたが、後で調べたら嘘と分かった。
「しばりがない」と広告されている化粧品の定期購入を申込んだのに、実際には1年間のしばりがあり、解約できなかった。
【行政指導につながった事例】
受験対策の学習塾で、合格者数が実際よりも過大に表示されている。
★通信販売についての通報が3割強(200件)と最も多く、次に訪問販売(139件)となった。
★ 通報内容では、偽サイトに関する通報が最多で約2割(104件)。レスキュー商法(35件)、点検商法(28件)、定期購入やサブスクリプションサービス(20件)に関する通報が続く。
★インターネット広告やSNS広告についての通報が9割強(280件)と最多。
★通報内容では、優良誤認表示※に関する通報が約7割(207件)と最多。有利誤認表示※(79件)や指定告示※※(4件)に関する通報が続く。
※一般消費者に、実際よりも商品やサービスの内容が優良、取引条件が有利であると誤認されるおそれのある表示のこと
※※一般消費者に誤認されるおそれがあるとして内閣総理大臣が指定する不当表示(おとり広告や、いわゆるステマなど)
(上記の複数に該当する内容の通報もありました。)
★ メールやSMSによる架空請求の通報が約97%と最多。
★架空請求メール・SMS※ 392件
★不当請求サイト 14件
★架空請求はがき・封書 1件
※SMS:携帯電話番号を使って送られくるショートメッセージサービス
「アダルト動画サイト」で年齢認証をクリックしたら、登録完了画面になり、高額請求された。
【実際に送られてきた架空請求】
(参考)事業者名等の公表は、消費生活に関わる東京都の情報サイト「東京くらしWEB」内で行っています。
令和5年度以前の悪質事業者通報サイトの実績は、「東京くらしWEB」をご覧ください。
https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.lg.jp/tsuho/kekka/
困った経験をした場合や、悪質事業者を発見した場合、そしてご自身だけでなく、親族など身近な人が被害にあった場合も、是非悪質事業者通報サイトに情報をお寄せください。
https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.lg.jp/tsuho/
「契約したが解約したい。」等の具体的なご相談は、消費生活センターにご連絡ください。
東京都消費生活総合センター ☎03-3235-1155
お近くの消費生活センター 局番なし 188(消費者ホットライン)
お問い合わせ先
東京都生活文化局消費生活部取引指導課取引指導担当
電話番号:03-5388-3073